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母子の栄養3 女性の食を巡る現状と課題

「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、妊婦は妊娠中の母子の適切な栄養状態を維持して、正常な分娩(出産)をするために、妊娠前と比べて余分に摂取すべきと考えられるエネルギーと栄養素の摂取量が妊娠期別に負荷量として設定されています。また、授乳婦についても、同様に負荷量が示されています。 しかし、妊婦における「日本人の食事摂取基準(2015年版)」の推奨量・目安量と現在の摂取量を比較すると、


脂肪代謝促進研究60 L‐カルニチンの抗酸化作用

活性酸素は、全身の細胞を酸化させるもので、これを防ぐには酸素が活性酸素に変化するのを抑えることが重要になります。酸素と活性酸素の違いは、たった一つの電子の違いで、通常の酸素はプラスとマイナスの電子が4つずつ(4対)存在しているのに対して、活性酸素はマイナスの電子が一つ欠けた状態になっています。 酸素は4対の電子のバランスが取れた状態が正常であるので、他のところから電子を奪って4対にしようとし


DNA趣意15 講習テキストその1

〔発達栄養アドバイザー趣意書より改変〕 DNAは発達栄養アドバイザー(Developmental Nutrition Adviser)を略したもので、特定非営利活動法人日本メディカルダイエット支援機構による認定資格です。 発達栄養アドバイザー講習テキスト 目次 序章 発達栄養のメッセージ 1 発達障害と自律神経  1)自律神経の特徴  2)自己チェック  3)チェック項目別解説


エネルギー代謝53 エネルギー源とエネルギーの相互関係

体内で発生するエネルギーは、飲食で摂取したエネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)を材料として、全身に60兆個以上もある細胞の中で作り出されています。作り出されたエネルギーを使って、身体を構成する成分を作り出したり、身体を働かせていますが、それによって再びエネルギー源をエネルギー化させています。 その仕組みを知って、健康の維持と増進のために何をすべきなのか、効果的にエネルギーを作り出して活用す


健康・火の用心36 “破天荒”な健康行動

“破天荒”と呼ばれる芸人がいて、その要因となったのはギャンブル好きで、これが破天荒なのかは議論があるところですが、テレビのバラエティ番組で健康法についても独特な方法を披露していて、このことに対して「破天荒」というコメントが他の芸人からありました。 破天荒というのは、ネットメディアでは掟破りとか破滅型という説明がされていて、よい意味で言うなら「豪快で大胆」という、今ではなかなか見られなくなった


発達栄養講習36 包丁の刃はノコギリと同じ

包丁は、よく切れるものを使うのが安全のための重要な条件となります。切れにくいものだと余計な力を使うことになり、そのための刃先の使い方がうまくいかず、食材を上手に切ることができず、指先を傷つけるようなことにもなります。 そのため、よく切れる包丁で、よく切れる使い方を教えることが大切になるのですが、そのように教えている教室で、固いものを力ずくで押し切りするように教えているということがありました。


DNA趣意14 発達栄養講習のサテライト制度

〔発達栄養アドバイザー趣意書より改変〕 DNAは発達栄養アドバイザー(Developmental Nutrition Adviser)を略したもので、特定非営利活動法人日本メディカルダイエット支援機構による認定資格です。 発達栄養アドバイザー資格認定講習を、支部組織によって開催することができるサテライト制度を設けて、普及を促進する体制としています。支部組織には優先措置として、エリア内で他の


発達栄養85 牛乳が苦手な子どもの対応法

牛乳が苦手で飲めない子どもに対しては、通常は冷たいものに抵抗があるなら温めて、熱いものに抵抗があるなら冷やしたままか常温で飲ませるようにするところから始めます。これで効果が得られなかったら、味覚に問題があると考えて、子どもが好きなココア味やイチゴ味にする、牛乳と他の飲み物で牛乳の味を弱める、といったことが指導されます。 ところが、発達障害では特有のこだわりがあり、さらに自閉症スペクトラム障害


脂肪代謝促進研究59 肉食にL‐カルニチンをプラス

たんぱく質が多く含まれる食品は、良質なたんぱく質を多く摂るためにも、やせホルモンと呼ばれるGLP−1を増やすためにも重要なことです。GLP−1は食欲を抑える効果があり、糖尿病の治療薬としても使われています。 体内でGLP−1を多く分泌させるためには肉を多く食べることがよいとされていて、糖質制限をして肉を多く食べてもGLP−1が多く分泌されることから太りにくいとされています。 肉は重要な


サプリ概論237 逆転の発想のマグネシウムその2

マグネシウムは、骨や歯を構成して、筋肉や肝臓、血液に多く存在していることから身体の基本となるミネラルですが、それと同時に全身の細胞でエネルギーを多く作り出し、筋肉を働かせるためにも欠かせない役割をしています。 マグネシウムが身体の機能に大きく影響を与えているのは、酵素を正常に働かせるための補酵素の役割をしているからです。酵素は補酵素が補われることによって、酵素本来の働きをすることができます。