最新情報

サプリ概論75 ビタミンの摂取量4

ビタミンDは脂溶性ビタミンですが、体内の脂肪に溶けて保持される性質があるため、過剰症が起こる可能性があります。1日に摂取すべき量については「日本人の食事摂取基準」(2020年版)に掲載されています。 ビタミンDの女性の目安量は年齢によって異なります。 〔女性:ビタミンD目安量〕 1〜2歳:3.5μg、3〜5歳:4.0μg、6〜7歳:5.0μg、8〜9歳:6.0μg、10〜11歳:8.0μg、


健康ウォーキング9 歩いて健康寿命を延伸2

運動と健康寿命延伸の研究として「中之条研究」の成果が基本データとして取り上げられています。この研究は群馬県中之条町で実施された65歳以上の全住民である約5000人(重度の認知症や寝たきりの人を除く)を対象に平成12年(2000年)から10年以上にわたって実施された健康研究で、現在も継続されています。その研究の結果、歩数としては1日に8000歩以上歩くこと、そして中強度の歩行を20分間以上取り入れる


学習障害177 学習時間に交感神経が働いているのか

起きている時間帯は自律神経の交感神経が盛んに働き、夕方から寝ている時間は副交感神経が盛んに働くというのが通常のリズムです。ところが、発達障害では自律神経の切り替えがスムーズにいかずに、起きている時間にも副交感神経の働きが盛んで、交感神経が働きにくい状態になることが少なくありません。そのような状態で勉強をする、体育で身体を動かすというのは集中もできず、身体の動きもよくないために、まるで夜中に勉強をし


ポストコロナ「人の不利見て我が不利直せ」2

「人の振り見て我が振り直せ」をもじった「人の不利見て我が不利直せ」は、ただ“振り”が“振り”に変わっただけで、他人の行動のマイナス点を知って、それと同じことをしないようにするように注意するという意味なら、それほど大きな意味をもっていないように思えるかもしれません。 自分のやることは、本人には真偽のほどが見えにくくて、周囲の人から指摘されて初めて、実際のところに気づき、本来なら何をすべきであったか


「肥満は早死」の原因が違ってきた

太っていると早死にすると言われていきたのは、動脈硬化による脳血管疾患、心血管疾患(心臓病)のリスクが高まることが、その原因であったからです。太っているということは、血液中に中性脂肪が増えすぎた状態で、中性脂肪が血管を硬くして、動脈硬化を引き起こすことが明らかになっているからです。 ここでいう“早死”は、動脈硬化のことではなくて、新型コロナウイルス感染症が重症化して亡くなることを指しています。新型


健康ウォーキング8 歩いて健康寿命を延伸1

健康で長生きする健康寿命延伸は地方創生の重要課題であり、内閣官房が主導する「まち・ひと・しごと創生総合戦略」(2021年改訂版)に基づいて各自治体が地方版総合戦略を作成し、運動と栄養、健康知識による健康増進に5年計画で取り組んでいます。 また、「生涯活躍のまち」として中高年齢者が主体となって地域社会に溶け込みながら健康でアクティブな生活を送ることができるコミュニティづくりをして、中高年者が健康長


発達栄養学177 生活教科での食に関する指導・小学校3

文部科学省の「食に関する指導の手引」では教科ごとの食に関する指導を各論として掲載しています。ここでは生活の小学校の食に関連する内容を前回に続いて紹介します。 イ 当該教科で指導することが考えられる例 *児童が家庭での食に関わる自分の生活、例えば家族と一緒に食事をしたり、料理の手伝いなどをしたりしたことを振り返ります。その際、絵日記やカルタなどに表すことを通して、食事の喜びや楽しさに気づくように


ポストコロナ「人の不利見て我が不利直せ」1

コロナ後を考えるために諺(ことわざ)をもじった言葉を示していますが、今回の「人の不利見て我が不利直せ」の原点は「人の振り見て我が振り直せ」で、この場合の振りはよくないところを意味することが多いので、“振り=不利”となると、ほとんど意味が違っていないではないか、と考える人がいるかと思います。確かに、他人の行動を見て、悪いところが目についたら、それと同じことをしていないか、他人から見たら悪いことを自分


記念日9月28日〜10月4日

広く健康に関わる記念日について紹介します。 9月28日 サロンドグレー(大阪府大阪市)が、く(9)つ(2)や(8)の語呂合わせで「くつやの日」と制定。杉本屋製菓(愛知県豊橋市)がグー・チョキ・パーの形のまけんグミの普及でグー(9)チョキ(2)パー(8)の語呂合わせで「まけんグミの日」と制定。 9月29日 日本招猫倶楽部が来る(9)福(29)の語呂合わせで「招き猫の日」と制定。毎月29日は「ふく


サプリ概論74 ビタミンの摂取量3

ビタミンDは脂溶性ビタミンですが、体内の脂肪に溶けて保持される性質があるため、過剰症が起こる可能性があります。1日に摂取すべき量については「日本人の食事摂取基準」(2020年版)に掲載されています。 ビタミンDの男性の目安量は年齢によって異なります。 〔男性:ビタミンD目安量〕 1〜2歳:3.0μg、3〜5歳:3.5μg、6〜7歳:4.5μg、8〜9歳:5.0μg、10〜11歳:6.5μg、