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発達障害支援20 神経伝達物質の補充

ストレスが高まり、精神安定が必要なときには脳内のセロトニンの分泌量が増えます。セロトニンは生理活性アミンの一種で、脳内の神経伝達、メラトニン合成など脳の活動を高める作用のほか、平滑筋の収縮、血管収縮などの働きをしています。 発達障害がある人はセロトニンが不足しているために、精神安定がはかりにくいという特性があります。そのために興奮作用があるドーパミンやアドレナリンの働きが強まり、興奮状態のま


発達障害支援19 神経伝達物質による改善

発達障害というと、発達の凹凸があることが要因としてあげられますが、神経伝達的には配線の違いや線を通る電気の容量の違いが大きく影響していると考えられています。コンピュータの基盤でいえば、正確につないだはずの配線の一部がつながっていなかった、つなぐ場所を間違えた、つなぎ方がよくないために電気の流れが悪い、といったようなイメージをされます。 コンピュータの場合には配線ミスが一部であっても正常に動き


発達障害支援18 算数障害の特性

学習障害の算数障害は、算数問題を解くことに困難があることを指します。計算障害とも呼ばれ、数量のイメージができなかったり、数量のイメージと数字を一致させることがうまくいかないことがあります。そのために、加減乗除(+−×÷)の操作(計算)がうまくいかなくなります。 計算のほかに図形や空間の認知、数学的推論などでも困難をきたすことがあります。全体的な知能には大きな遅れはないものの、他の教科に比べて


発達障害支援17 識字障害の特性

学習障害の書字障害は、文字を書いたり、文章を綴ったりすることに困難があるものを指します。 バランスの取れた文字を書くことに問題がある、書字に関して誤りが多い、動詞などがうまく使いこなせない、板書など書き写しの速度が極端に遅いもの、考えた内容で書字をすることが難しいものなどが含まれています。 識字障害があると書字にも影響が出て、書字障害となることが多く見られます。読むことに困難はなくても


発達障害支援16 識字障害の特性

学習障害の識字障害は、読字障害と呼ばれることもあります。 識字障害は文字を音に変えることに困難さがあり、文字を見て、音を思い出すまでに時間がかかることがあります。そのために音読が流暢にできないもので、文章を読むときに時間がかかり、疲れやすくなります。 読むことを嫌い、知識の不足から学力の低下を招くことがあります。長文を読もうとすると、目で追っていくことが難しいことがあります。 識字障


発達障害支援15 学習障害を理解する

学習障害(LD:Learning Disabilities)は、全般的な知的発達には問題がなく、視覚、聴覚に問題がなく、さらに学習環境や本人の意欲にも問題がないにも関わらず、読む、書く、計算するなどの学習に必要な基礎的な能力のうち一つないし複数の特定の能力について、なかなか習得できなかったり、うまく発揮することができないことによって、学業成績や日常生活に困難が生じる状態を指します。 学習障害


発達障害支援14 注意欠陥・多動性障害の特性2

注意欠陥・多動性障害を理解するために、前回の不注意、多動性に続いて衝動性について列記していきます。 ◎衝動性 *衝動性が抑えられず、ささいなことで手を出したり、大声を出す *突然動き出すので周りの人や物にぶつかる *身体接触を求めてくるとき、力やスピードの加減がわからずに勢いよくぶつかってくる *相手の話に興味を持つと横から割り込む *順番を待つのが難しい *


発達障害支援13 注意欠陥・多動性障害の特性1

注意欠陥・多動性障害を理解するために、それぞれの状態(不注意、多動性、衝動性)について列記していきます。今回は不注意と多動性についてです。 ◎不注意 *ルールを守ることが難しい *物忘れが多く、物をなくしやすい *何回言っても忘れる *気が散りやすく、集中力が続かない *興味があるものに集中しすぎて、切り替えが難しい *ボーッとしていて、話を聞いていないように


発達障害支援12 注意欠陥・多動性障害を理解する

自閉症スペクトラム障害を理解するために、幼児期の特性について列記していきます。このことから保護者が気づいて、専門医に相談することで発見されることも多くなっています。 注意欠陥・多動性障害(ADHD:Attention-deficit hyperactivity disorder)は、「不注意」「多動性」「衝動性」の3つが特徴的で、身の回りの特定のものに意識を集中させる脳の働きである注意力に問


発達障害支援11 自閉症スペクトラム障害の特性2

自閉症スペクトラム障害の成長期の特性について紹介します。前回の幼児期の特性と見比べると、より特性が理解しやすくなります。 *場にそぐわない発言や失礼な発言など思ったことを口に出す *初対面の人であってもなれなれしい態度で接する *相手の気持ちを理解し、共感することが難しい *明文化されていないマナーやルール(暗黙の了解)を理解することが難しい *日常会話であっても文語