最新情報

学習障害99 脳の機能に受動喫煙が影響する

喫煙には害があると言われても、子どもには関係がない話としてスルーされることもあります。直接的な喫煙はしていなくても、間接的に喫煙している状態になる受動喫煙も大きな影響があります。受動喫煙については、国立高度専門医療研究センター6機関(国立がん研究センター、国立循環器病研究センター、国立精神・神経医療研究センター、国立国際医療研究センター、国立成育医療研究センター、国立長寿医療研究センター)が連携し


いつでも書き換えられるワードプレスでホームページのコラムを作成

日本メディカルダイエット支援機構のホームページは、これでもかというくらいに文字ばかりです。別に文字以外は表示できないとか、図表やイラストが嫌いということではなくて、少しでも多くのことを話しているのと同じように伝えようという思いがあり、その段階から先に進めていないということでもあります。 ネット情報と検索システムが進んできたことから、気になる言葉の意味をすぐに引くことができるようになったために、今


障害がある子どもが「ありがとう」と言われるウォーキング大会

ウォーキングは年齢に関係なく多くの人が参加できる運動で、高齢者も子どもも一緒に参加できる健康づくりイベントにも活用されていました。「います」ではなく「いました」と書いたのは、新型コロナウイルスの感染拡大によって、屋外で実施されることであっても、多くの人が集まるイベントということで大小を問わず開催が中止されているからです。 ウォーキングは誰でも主催者になって実施できるものであっても、ほとんどのイベ


発達栄養学99 サプリメントの摂取タイミングの意味

サプリメントは食品に分類されるため、摂取タイミングを表示することができません。その根拠となっているのは薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)で、これに基づく「無承認無許可医薬品監視指導マニュアル」によって、具体的に禁止される項目が定められています。マニュアルによるとサプリメントを含む健康食品は、医薬品のような効能効果、用法用量は表示することができません。用法用量と


健康寿命延伸のための提言26 提言のエビデンス3食事4

国立高度専門医療研究センター6機関(国立がん研究センター、国立循環器病研究センター、国立精神・神経医療研究センター、国立国際医療研究センター、国立成育医療研究センター、国立長寿医療研究センター)が連携して、研究成果として「疾患横断的エビデンスに基づく健康寿命延伸のための提言(第一次)」を公開しています。提言のエビデンスの解説(第4回)を紹介します。 大豆製品を多く摂取することによって、脂質異常症


学習障害98 夢を見ているときに記憶が整理される

「覚えたことは思い出せるが、覚えていないことは思い出しようがない」と言われます。当たり前といえば当たり前のことですが、一生懸命に覚えるために時間を使うだけでは記憶として残ってくれません。記憶されるには、以前に記憶したことと照らし合わせて、整理をして重要なことを記憶としてインプットすることが第一段階です。 これは一時的な記憶であって、本当に記憶として刻み込み、いつでも引き出せるようにするためには、


異音意義語を学習障害の改善に役立てる

同音異義語は国語の学習の中で初めのころに登場します。同音異義語は同じ音で違う意味の言葉ということで、「きかい」は機械、機会、器械、奇怪、最近では鬼界も登場していて、これは漢字を覚えていく中で新たなものが登場するたびに追加更新して記憶する数を増やしていくことになります。パソコンの文字変換で、文章の流れとは異なる漢字が出てきても、漢字と意味が合致していないと変換ミスを起こすことになります。 頭の中に


学習障害は他の発達障害と重複しないのか

発達障害は複数のものがある中で、自閉症スペクトラム障害、注意欠陥・多動性障害、学習障害が三大障害としてあげられています。文部科学省の定義では、以下のように示されています。 「学習障害とは、基本的に全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものである。学習障害は、その原因として、中枢神経系に何らかの


発達栄養学98 消化時間は食べたもので違う

食事をすると胃液によって消化が始まり、30分ほどすると小腸からの吸収が始まります。これは始まったということであって、完全に消化されるまでの時間は三大エネルギー源の性質によって異なります。最も早いのは糖質の2時間で、糖質だけを摂ったとすると2時間で空腹を感じることになります。炭水化物食品のご飯にもパンや麺にもたんぱく質と脂肪が含まれているので、2時間以上の時間がかかるものの、糖質が主なので3時間も経


健康寿命延伸のための提言25 提言のエビデンス3食事3

国立高度専門医療研究センター6機関(国立がん研究センター、国立循環器病研究センター、国立精神・神経医療研究センター、国立国際医療研究センター、国立成育医療研究センター、国立長寿医療研究センター)が連携して、研究成果として「疾患横断的エビデンスに基づく健康寿命延伸のための提言(第一次)」を公開しています。提言のエビデンスの解説(第3回)を紹介します。 食物繊維を多く含む食生活は、これまでに早死や大