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健康食品は口コミ情報も禁止されている

健康食品は有効性の表示をすることが禁止されています。表示ができないなら、書籍や冊子に有効性や用法用量を記載するのはどうかということも、よく考えられることです。書籍などは表現の自由が認められています。表現の自由は憲法で認められている権利なので、健康食品を取り締まる根拠とされている医薬品医療機器法よりも優先されます。それなら言いたいことが言えるのではないか、言いたいことが事実であればなおさら伝えたいと


遠くを見て歩くとつまずく人の特徴

「下を向いて歩いても金目のものは何も落ちていないから、遠くを見ながら歩くように」という話を聞いて、そのとおりに歩いたら、つまずいた、転びそうになったからと遠くを見てあるくことをやめたという人もいます。多くは高齢者ですが、すべての高齢者ではなくて、つまずく人は歩き方に特徴があります。それは、摺り足になっている方です。摺り足まではいかなくても、歩幅が狭くなっている人も路面に引っかかってしまうということ


健康食品は用法だけでなく用量も言えない

サプリメント・健康食品は、どんな人に向いているのかは原則的に表示することはできません。特定保健用食品と機能性表示食品については、腸によい、眼によいというような表示はできますが、疾病名をあげて効能効果を表示することは許可されていません。効能効果というのは病気が治ったということだけではなく、病気の改善も予防も表示できません。というのは、医薬品医療機器法に、人間と動物の診断、治療、予防に使用されることが


ウォーキングの前進力を高めるトレーニング

正しい歩き方を口で説明されても、画像や動画で示されても、実際にやるのは難しいことです。体感できることは一番ですが、それを教えてくれたのは東海大学名誉教授の宇佐美彰朗先生です。宇佐美先生といえば、マラソンランナーとしてオリンピック3大会連続で代表選手として出場しました。その大会はメキシコ、ミュンヘン、モントリオールです。この3大会をあげると、そんな都市でオリンピックがあったのかと言う若い人から、懐か


摂るタイミングがわからない健康食品

α‐リポ酸とコエンザイムQ10については、摂取タイミングが異なるのに、一つの製品に両方の素材が使われている、という話を前に紹介しました。α‐リポ酸はブドウ糖を細胞のミトコンドリアで燃焼できる形のアセチルCoAに変換する作用があり、コエンザイムQ10はミトコンドリア内での燃焼を促進する補酵素となっています。この機能の組み合わせは一見すると効果がありそうな感じですが、摂取タイミングが異なっています。


靴底の片側だけが減る理由

歩くということは、右と左の足を交互に前に出すのが基本になります。左右の足の運びが同じであれば、足にかかる負荷は左右ともに同じになって、靴の磨り減りも同じになるはずです。しかし、長らく歩いた人の靴の底を見ると、左右ともに同じように減っているというのは、ほとんど見ることができません。歩いている本人は、左右ともに同じように足を出して歩いているつもりでも、実際には異なっているということがあるからです。


組み合わせたサプリメント素材を見れば中身がわかる

健康食品は目的とする効果のために、異なった機能がある複数の素材を組み合わせることは普通に行われています。例えば、糖質の吸収を阻害するために、ブドウ糖への分解を阻害するサラシア、ブドウ糖の吸収を阻害するギムネマ・シルベスタを組み合わせ、さらに人気のブドウ糖代謝成分のα‐リポ酸を組み合わせた製品があります。これは正しい組み合わせなのかというと、α‐リポ酸は胃液で分解されるので空腹時に摂るべきもので、サ


シューズは中敷と靴下でフィットさせる

足の形を立体的に測定して、ぴったりと合うシューズを選んでくれる計測装置があります。それで測定したら、左右の足の長さが異なり、長いほうに合わせるのか、短いほうに合わせるのか悩んでしまうことがあります。長いほうに合わせると、短いほうの足は余裕がありすぎてブカブカした感じになります。それとは逆に、短いほうに合わせると、長いほうはきつくなります。どちらにしてもフィットしていないほうは、歩きにくいことになり


健康食品でダブルの効果が得られるのか

サプリメントと健康食品の区別については以前に紹介させてもらいました。いくつかポイントがありますが、生命維持に必要なものであって他に代わりとなるものがないビタミン、ミネラル、三大ヒトケミカルはサプリメントであって、他に代わりとなる成分があるものは健康食品というのが基本的な分類法です。 その健康食品は同じ機能のものが複数あるわけですが、その中でも有効性が高いものほど問題点が大きくなることがあります。


機能性表示食品のホントのところ

機能性表示食品は、特定保健用食品(トクホ)とは違って、許可性ではなくて、人間を対象とした試験の結果の論文を添えて届け出することで認められます。特定保健用食品よりハードルが低くて、機能性として健康効果を表示できることから届け出数は増えています。そして、機能性表示を頼りに商品選びをしている人も増えています。 機能性表示食品の詳細は、消費者庁のホームページに届出書類の内容が掲載されているので、どのよう