最新情報

ポールを使ったウォーキングの難点

ポールを使ったノルディックスタイルのウォーキングは、大きくノルディックウォーキングとポールウォーキングに分けられているということは以前から繰り返し述べていることですが、利点についても何度か紹介してきました。利点ばかりを述べていると、本当に利点(メリット)だけか、難点(デメリット)はないのか、という意見が出てくるのは世の常です。利点ばかりだと思って続けていたのに、それが難点を積み重ねていって、ついに


ポールがないときに足の力で歩くには

前回の「ポールなしで歩けるようにするのが目的」という話に、すぐに反応して質問を寄せた編集者がいます。ポールウォーキングではなく、ノルディックウォーキングの場合にポールなしで正しい姿勢で歩行する方法を聞いてきました。その編集者とは以前に、ノルディックウォーキングの姿勢はモデルのように背筋をまっすぐに伸ばして歩く姿勢が正しいのか、それとも通常の歩行の正しい姿勢に合わせた歩き方をするのがよいのか、という


ポールなしでも歩けるウォーキング

正しい歩行姿勢とされる、背筋を伸ばして、胸を張り、腕を大きく振って、歩幅を広げて踵から着くようにして、勢いよく前進するというのは、文字にすると簡単なようでも、実際に正しい歩き方をするとなると、腰が曲がった姿勢になったり、前屈みになりすぎたり、逆にモデルのような歩き方になったりと、歩く姿はバラバラです。それを矯正して、みんなで同じ姿勢で歩くことは面倒、無理だということで、よほど妙な歩き方でなければ注


卵のコレステロールの当たり前の話

健康をテーマにしたバラエティー番組で卵(鶏卵)を取り上げていました。初めに取り上げたのはコレステロールです。卵にはコレステロールが多く含まれていますが、コメントをしていた長寿研究に詳しい医師が、卵のコレステロールはLDLコレステロール値に影響しないというデータを示して、これまでの常識は非常識というような言いようとなっていました。これまでというのは、いつのことかというと最近の話ではなく、私たちが健康


無酸素運動と無酸素領域の違い

運動は無酸素運動と有酸素運動に大きく分けられています。無酸素運動は、その名のとおり酸素を使わずにできる運動のことで、筋肉の中で酸素を使うことなく糖(ブドウ糖)をエネルギーとしています。糖は酸素があることで、細胞のミトコンドリアの中のTCA回路の中で糖を効率よく燃焼させて多くのエネルギーを作り出しています。この仕組みを使ってエネルギーを作り出しているのが有酸素運動です。無酸素運動は息を止めてもできる


Dietの意味への質問と返答

テレビのディレクターから辞書がわりの連絡がありました。辞書を引いたり、サイト検索をするよりも簡単で早いということでの確認のメールのことですが、今回の話はdietの意味です。私たちはdietには、もともとやせるとか、食べないという意味はない、と話しています。具体的な、どんな確認なのかというと「the national diet building」という表記は「国のダイエットのビル」ではなく、国会議事


信じる者は“足元を”すくわれる

「信じる者は救われる」という言葉は、信じて続けることによって救いが得られるという意味で使われていますが、何を信じるのかというとイエス・キリストです。イエスの言葉は神様の意思を伝えるということで、ひたすら信心を重ねることで救いが得られるというわけです。以前に『信じる者は救われない』という書籍が発行されたことがあります。「信じる者はバカをみる」ということを言う人もいますが、今回のテーマの「信じる者は足


目指すのは無病息災か未病息災か

日本メディカルダイエット支援機構は、効果的なダイエットについても健康づくりについても「無理なく無駄なく」をモットーとして、誰もが取り組める方法を研究して提供しています。目指すところは、これによって病気にならないまま過ごせる幸せな生活で、これを「無病息災」として掲げています。しかし、これについては異論の声も寄せられています。私たちが情報提供している中にある“未病”のほうがよいのではないかという声もあ


好転反応は良い反応なのだろうか

身体の状態がよくなるときに一時的に起こる現象は好転反応と呼ばれます。瞑眩(めんげん)反応とも呼ばれますが、一時的に何が起こるかは気になるところです。良い反応の前に、それを予兆させる良いことなら歓迎すべきことかもしれませんが、あまり良いとは言えないような反応も起こります。よく例に出されるのは体内の毒素が排出されて健康状態になっていくときに、一時的に皮膚の状態が悪化することがあります。その悪化はかゆみ


次々と健康法を変えていくと、どうなるか

“別れても好きな人”という歌謡曲がありますが、“別れたら次の人”というギャグもあって、替え歌にも使われています。このギャグのような行動はよくあることで、“次の人”ではなく“次の方法”という例はダイエット法でも健康法でも見られることです。一つの方法に心酔して取り組んだものの、期待するような効果が得られなかったら、急に恋人との別れのようにスッパリと諦めて、次を求めるということですが、やめて次を求めても