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田七人参は13等級に分かれている
健康関係の展示会に行って、いつも気になるのがサプリメント素材の品質です。品質を表示で見抜くのは難しく、素材そのものなら質がわかっても、加工して粉状になっていると見抜くのはプロでも大変なことです。素材にランクがあるものなら、なんとかなりそうですが、販売している方が、ランクをよく理解していない、それどころかランクがあることすら知らないこともあります。その例とあげたいのが田七人参です。 田七人参は漢方
プロ向けの健康情報メールを希望する方に
日本メディカルダイエット支援機構では、6年前の4月から毎週1回、「健康情報メール」を発信しています。これは厚生労働省を初めとした官公庁や団体、健康産業、大学などの研究機関のサイトを通じて発表されたニュースリリースなどから選択して、私どもが付き合ってきた健康づくりに関わる専門家(医師、研究者、団体役員など)に向けて20〜30本を送っています。 この「健康情報メール」を必要とする方、興味がある方にも
消費者目線のサプリメント教育
このサイトの「サプリメント事典」は、製造会社、販売会社が伝えたいことが掲載されているという評価が多く寄せられ、業界向けのコンテンツのように思われているようです。しかし、日本メディカルダイエット支援機構は消費者に誤った情報が伝わらないように、突っ込んだ情報を提供するために、さまざまな情報を収集して発信していて、その一環としてサプリメントの本当のところを伝えるようにしています。 この情報が、サプリメ
歩くだけで善玉菌が増える
これはテレビ局へのネタ提供の話なのですが、ウォーキングをすると腸の動きがよくなり、便通が良くなるということだが、その効果的な歩き方を教えてほしい、という依頼がありました。しかし、あっさりと断ってしまいました。というのは、効果的な歩き方、つまり骨盤を左右に大きく動かすように歩くとか、できるだけ腸を捻るように歩くということではなく、歩く機会を増やすことだけで腸内細菌の善玉菌が増えることを知っているから
“別腹”ってホントにあるの?
メディアの方に繰り返し質問を受けてきたことに“別腹”があります。 お腹一杯に食べたはずなのに、お菓子が食べたくなることがあります。もう食べられないという状態まで食べた後でも、目の前にお菓子を出されると食べられるようになることがあります。これ一般に“別腹”と呼ばれる状態です。 これは実際には胃は食べられる状態なのに、脳が満腹を感じているだけだ、と説明されることがあります。それを確かめるために、も
L–カルニチンの吸収率を高める方法
L–カルニチンは、細胞の中でエネルギーを作り出す小器官のミトコンドリアに脂肪酸を取り込んで燃焼を促進させるダイエットサプリメントとして、あまりにも有名なこともあり、その効果的な活用法についても、よくメディアからの問い合わせがあります。 L–カルニチンは水溶性のため、いつ摂っても吸収されますが、一緒に食べた物によって吸収率が異なります。L–カルニチンは肉に含まれる成分であるために、たんぱく質との相
飲酒時の喫煙の危険性
普段はタバコを吸わないようにしていても、お酒を飲んでいるときには、ついついタバコを吸ってしまうという人も少なくありません。飲酒と喫煙が重なると、両方のリスクがプラスされるのは簡単に想像がつくところですが、さらに困ったことが体の中では起こっています。 タバコの煙は呼吸とともに肺に入るだけでなく、胃にも入っていきます。タバコに含まれる有害物質は胃の中では通常では胃壁に付着します。胃壁に付着した有害物
喫煙と糖尿病の深い関係
ネタ提供の続きです。 タバコを吸うと血糖値が上昇することが知られています。血糖は血液中のブドウ糖のことで、血糖値は血液中のブドウ糖の量を示す値です。食事をすると、食品の糖質の中に含まれているブドウ糖が吸収され、血糖値が上昇します。血糖値が上昇すると、膵臓からインスリンというホルモンが分泌されます。インスリンには、ブドウ糖を筋肉細胞に取り込んでエネルギーとして使う働きと、肝臓の中で中性脂肪に合成す
タバコをやめると太る理由
メディアへのネタ提供について触れていたところ、当機構と付き合いのある放送局から、タバコとダイエットに関する情報提供の話がありました。3回に渡って紹介していきます。 タバコをやめられない人が、「タバコを辞めると太るから」「タバコを吸うと胃がスッキリとするから」といって、喫煙の理由としていることを耳にしたことがある人は多いかと思います。それは本当のことなのかというと、タバコを吸っていたときに比べて、
飲酒の翌日に下痢になる原因
スポーツ紙のネタ提供の続きです。こんなような話をしました。 お酒を飲んだ次の日は、下痢をしたり、便が軟らかくなることがあります。これは飲酒によってアルコールが腸壁に作用して、小腸から大腸の水分の吸収が低下するからです。そのために腸内の水分量が多くなります。 一般に便に含まれる水分の量は約0.1~0.2ℓです。大腸の1日の水分吸収力は5~6ℓなので、あまりに多くの水分を飲みすぎると便の中に含まれ