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シン・日本人の体質24 肉類の脂肪が血液中で固まりやすい体質

肉類を多く摂ると、脂肪の摂りすぎから、血管に負担がかかり、これが動脈硬化のリスクを高める結果となります。動脈硬化が進むと、血流が低下しやすくなるわけですが、日本人の血液の温度の低さが、肉類を多く食べることによるリスクを高めます。 日本人の血液の温度は37~38℃であるのに対して、動物の血液温度は羊が約44℃、鶏が約42℃、牛と豚が約40℃となっています。 羊や牛などに含まれる飽和脂肪酸


新常識の非常識11 悪玉コレステロールは悪なのか その2

コレステロールは善玉と悪玉に分けて考えると理解しやすいと教えてくれたのは、悪玉コレステロールの命名者の中村治雄先生で、知り合ったときは慶應義塾大学医学部の内科科長から防衛医科大学教授に移るタイミングでした。 悪玉コレステロールの正式名はLDL(Low Density Lipoprotein)で、低比重リポタンパク質です。善玉コレステロールの正式名はHDL(High Density Lipop


2月13日の記念日

「土佐文旦の日」土佐文旦振興対策協議会(高知県土佐市)が、ぶんたん(2)とさ(13)の語呂合わせで制定。 「伊達のあんぽ柿の日」ふくしま未来農業協同組合が、あんぽ柿の最盛期が冬で、普及に携わったのが13人であったこと、発祥地の福島県伊達市梁川町五十沢(いさざわ)の13(いさ)にちなんで12月13日、1月13日、2月13日を制定。 毎月13日:「一汁一菜の日」(一汁一菜ぷらす・みらいご飯


日々修行167 兄弟の年齢差

私の弟は新潟県柏崎市に家族と住んでいます。弟が生まれたときには、私は母親の実家の寺院に預けられていました。親元に戻ることになったのは6歳になる寸前だったので、家に戻ったときには弟がいました。 弟とは4歳差で、両親からは入学時期が重ならないようにしたとの話を聞きました。 私が中学1年生になったときには弟は小学3年生で、そのまま順調に進めば確かに重ならないことになります。ただし、私が浪人を


食のリテラシー4 「もっと野菜を!」の現実性

歯のバランスから食べるべきものの種類を考えることについて前回(食のリテラシー3)紹介しました。 歯の形と本数から考えると、食べすぎの肉を減らし、野菜や穀類、豆類を増やすべきで、これによって血管に負担をかける脂肪を減らし、血圧や中性脂肪値などを安定させるために役立つに食物繊維、ビタミン、ミネラルを多く摂ることができます。 健全な成長のためにも、将来的に生活習慣病を予防するための食生活を身


セカンドステージ42 生産年齢人口が急減する時代

団塊ジュニア世代(1971年から1974年に誕生)の全員が65歳以上になる2040年は、高齢化率(全人口に占める高齢者の割合)が35%に達すると推計されています。 2025年から数えて、わずか15年後のことです。 ここまで高齢化率が進むということは、長生きする人が増えた一方で、生まれてくる子どもが減っている(増えていない)ということで、35%にも達する高齢者を支える人材が大きく不足する


発達特性10 わからない中での支援

発達障害の特性は多くの研究によって、徐々に解き明かされてきています。 日本メディカルダイエット支援機構が2010年4月から毎週1回、専門家向けに発信している「健康情報メール」は毎回40ほどの発表情報を提供していますが、発達障害に関わる発表は、ここのところ増える傾向にあります。 基礎研究も含めると、発表がない月(平均4回発信のうち)は、ほぼないという状況です。それだけ研究が進んでいれば、


2月12日の記念日

「レトルトカレーの日」「ボンカレーの日」大塚食品が1968年2月12日に日本初のレトルトカレーのボンカレーが販売されたことにちなんで制定。 「黄ニラ記念日」全国農業協同組合連合会岡山県本部が黄ニラの最盛期で、にっこり(2)いいニラ(12)の語呂合わせで制定。 「乳酸菌のくすりの日」ビオフェルミン製薬が創立記念日の1917年2月12日にちなんで制定。 毎月12日:「パンの日」(パン


日々修行166 酒に飲まれないコミュニケーション

岡山に移住して、あと2か月ほどで8年になります(2025年2月12日現在)。 初めに住んだのは、東京の住まい(港区赤坂)に比べることもなく、郊外の駅前と比べても何もないところで、食品を購入できるところはコンビニ1軒だけという地域でした。 そのおかげというか、東京とは違った夕方を過ごすことができるようになりました。 東京では15時以降の打ち合わせは、終わったら帰ることができるとは限


老いの脳力10 腸内環境と認知機能の関係2

細菌は単細胞という一つの細胞で、栄養源となるものを取り込み、細胞内で代謝を起こし、その代謝物を排出します。その働きは腸内細菌も同様で、健康に役立つ代謝物を排出するものが善玉菌と呼ばれ、健康の妨げになる代謝物を排出するものが悪玉菌と呼ばれます。 善玉菌は腸内の発酵を進めて、酸性物質を排出して腸内を酸性化させるとともに、便を柔らかくして、便の量を増やす働きがあります。それに対して悪玉菌は腸内の腐