最新情報

座ってばかりいると血流量が減る

高血圧症や糖尿病、脂質異常症(高中性脂肪血症、高LDLコレステロール血症、低HDLコレステロール血症)になると運動をすすめられます。これは血液中のブドウ糖や中性脂肪を減らして血管を丈夫にしようというだけでなくて、血流を盛んにするためのことでもあります。高血圧症、糖尿病、脂質異常症は、どれも血管の老化を進めることなので、進行するほど血流が低下します。それを改善するために、血液サラサラ成分を摂ったりす


食品選びは「まごたちわやさしい」だけでよいのか

「まごわやさしい」という言葉を聞いて、“わ”ではなくて“は”の間違いではないのかと突っ込んでくる人がいます。国語的には“は”が正しくて、孫が優しいほうがよいに決まっている、というような話をしているわけではありません。今どきの子供が好きな「オカアサンハヤスメ」からの反省で言われるようになったものです。「まごわやさしい」の前に「オカアサンハヤスメ」を説明しておくと、オムライス、カレーライス、アイスクリ


足の組み方が歩き方に影響する

椅子に座って脚を組むと楽だからといって、片側の脚の上に反対側の脚を乗せることをしている人がいます。この姿勢で楽になるのは、床に足をつけていると緊張する大腿部の負担が減って、緊張から解放されるからです。大腿部の筋肉が弱っている人ほど脚を組むようになりがちです。脚と足の文字の使い分けですが、足首から先が足で、足首と骨盤の間が脚となります。日本語では使い分けがされずに混同されることが多いようですが、英語


サルコペニア肥満を防ぐインターバルウォーキング

筋肉の量が減っているために体脂肪が増えても外見的に気づきにくいサルコペニア肥満は、もちろん筋肉が増えにくい高齢者に多くみられるものですが、運動不足の子供にもみられるようになっています。筋肉量が減ってくると筋代謝力が低下します。筋代謝力というのは、筋線維(筋肉細胞)がエネルギー源を使ってエネルギーを作り出す能力のことで、筋繊維の種類によって使うエネルギー源が異なっています。速筋という白い筋肉はブドウ


運動をしないと筋肉量が減る一方のメカニズム

身体についている脂肪の割合は体脂肪率であることが有名になり、体脂肪計に乗るだけで測定して表示されます。男性の体脂肪率は20%以下なら、女性は30%以下なら正常ということも知られていますが、筋肉の割合のほうはあまり認識されていません。旧型の体脂肪計では体脂肪率くらいしかわからないのですが、進化系の体組成計では筋肉の割合も表示されます。表示されているのに関心が低いために、体脂肪率は覚えていても筋肉率は


スリム型肥満とサルコペニア肥満

スリム型肥満という言葉は聞きなれないかもしれませんが、随分と前から言われてきたことで、見た目は太っていないのに、肥満の指針とされる体脂肪を測定すると肥満の範囲に達している人を指して使われています。体脂肪率から肥満を定義・分類すると、男性は軽度肥満が20%以上、中等度肥満が25%以上、重度肥満は30%以上となります。女性は男性に比べて体脂肪が10%ほど多いとされています。そのため、女性のほうが体脂肪


疲労物質の乳酸をエネルギーにするウォーキング

“乳酸は疲労物質”ということが長らく言われ続けてきました。それは間違いである、というのは今時の考え方となっているものの、その風潮にも疑問を投げかける人がいます。細胞の中のミトコンドリアの中では脂肪酸とアミノ酸を材料として代謝を起こしてATP(アデノシン三リン酸)というエネルギー物質が作り出されます。その過程で、不完全燃焼が起こると乳酸が作られます。乳酸が細胞の中でも身体を動かす骨格筋の中に蓄積され


健康寿命を3年延ばす厚生労働省の目標の効果

日本人の平均寿命は世界2位で、現在も平均寿命は延び続けています。以前のように世界1位に返り咲けるのかというと、それは難しいとされています。その理由は健康寿命の延びが小さくて、平均寿命との差が縮まらないからです。平均寿命が延びた分だけ健康寿命が同じように延びると、高齢になってからの医療費が増えることを見ても、病気の重度化が進み、これが寿命の延びを止めることになるからです。わかりにくいことかもしれませ


健康寿命か自立寿命か

健康寿命という言葉は、実態を表していないのではないか、という議論があります。健康寿命は介護を受けたり、寝たきりになったりしないで自由に日常生活を過ごせる期間を示していて、この健康寿命を過ぎると、あとは寿命まで介護や医療に依存して生活しなければならない不自由な期間ということになります。寝たきりや介護を必要とする状態でなくても、遠くに出かけることもできず、せいぜい家の周囲しか自分の足で歩くことができな


習った歩き方が正しいとは限らない

ウォーキング教室をするときに、「正しい歩き方は誰から習いましたか」と聞くことがあります。いつ、誰からとウォーキング指導を受けたことについて話せる人がいる一方で、「習ったことがない」との答えが返ってくるのが普通のことです。ウォーキング教室で習った人は、その歩き方をすれば問題はないはずですが、関東のウォーキングイベントで変わった歩き方をしている一団に出会ったことがあります。そのグループは背筋をまっすぐ