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サンシュユは未病息災のキーポイントになるのか

サンシュユは漢字では山茱萸と書きます、サンシュユは山茱萸の日本語の読み方で、ミズキ目ミズキ科の落葉小高木です。漢方薬に使われているのは、その果実の赤い果肉です。鮮やかな赤い色の実が秋に成ることから秋珊瑚とも呼ばれています。果肉を乾燥させたものは生薬として使われ、有名な漢方薬の八味地黄丸の地黄と並ぶ主要な成分となっています。漢方生薬としては腎機能向上、強壮、強精、降血圧などの作用が認められています。


国産ワインと日本ワイン

国産というと国内の材料を使って、国内で作られているものを指すと一般に認識されています。しかし、ワインは国産と名乗っていても、材料となるブドウが国内産ではなくて、海外で生産されたもの(ブドウ汁)を輸入して、それを使って国内で製造していても国産ワインとなります。そういったメーカーは実は少なくて、輸入したブドウ汁を一部使って国産ブドウと混ぜて原材料としているところが多いのですが、この場合も国産ワインとな


熱いお湯と熱めのお湯の認識ギャップ

入浴について語るときに、お湯の温度を“熱い”とは表現しないようにしています。今どきの給湯装置は温度調整が正確なので、熱くなりすぎることはなくて、快適な温度、効果的な温度を保つことができます。効果的な温度というのは、リラックス効果と体脂肪の代謝のことを指しています。リラックス効果は自律神経の副交感神経の働きを盛んにして、心身ともに安定させることで、その温度は温浴でもシャワーでも38〜40℃となってい


カロリー制限と糖質制限の認識ギャップ

糖尿病対策の食事療法といえば1日の食事摂取量を全体的に制限するカロリー制限が基本として、患者などに指導されています。カロリーという言葉は今では、あまり使われず、摂取エネルギー量制限というのが正式な言葉となっています。どちらの言葉でも主張していることは同じなので、ここでは一般的なカロリー制限を使うことにしますが、糖尿病対策にはカロリー制限ではなく、糖質制限がよいと主張する医師も少なくありません。


フレイルの改善法

フレイルの主な原因にサルコペニアと低栄養があげられます。サルコペニア対策には骨格筋の形成と維持に必要なたんぱく質を充分に摂取する必要があります。たんぱく質は多くの食品に含まれていますが、たんぱく質を構成する20種類のアミノ酸のうち、体内では合成されないために食品から摂らなければならないものは良質のたんぱく質と呼ばれます。これに該当するのは肉、魚、卵、乳製品、大豆・大豆製品です。 アミノ酸の中で特


フレイルとサルコペニアの関わり

加齢によって筋肉量・筋力が減少して基礎代謝量が低下すると、1日に必要な消費エネルギー量が減ることによって食欲が低下します。その結果、食事の摂取量が減少して、低栄養となります。加齢や疾患によって筋肉量が減少することで、全身の筋力低下や身体機能の低下が起こることはサルコペニアと呼ばれます。サルコペニアはギリシャ語で筋肉を表す「sarco」と喪失を表す「penia」を合わせた造語です。 サルコペニアに


フレイルの始まりは低栄養か

75歳以上の後期高齢者が要介護状態になる原因としては、軽度認知障害、サルコペニア(加齢に伴う筋肉量・筋力の減少)、転倒などと並んで、フレイル(虚弱による老年症候群)があげられます。サルコペニアは運動の機会の低下だけでなく、低栄養があげられています。サルコペニアはフレイルの大きな要因となっていることから、低栄養はフレイルの原因ともなっているわけです。 厚生労働省が2016年に提示した「高齢者の低栄


フレイルとメタボリックシンドロームの関係

メタボリックシンドロームは、内臓脂肪が多く蓄積されるために動脈硬化のリスクが高まることを指していて、メタボリックシンドロームの有無が健康寿命に大きく影響すると考えられてきました。厚生労働省の平成28年国民生活基礎調査によると、要介護となった主な原因は、40〜64歳では脳梗塞や心筋梗塞といった血管疾患が5割を占めていますが、年齢を重ねるにつれて減少していき、90歳では1割ほどに減っています。 その


フレイルと未病の関連性

日本老年医学会は高齢になって筋力や活力が衰えた段階をフレイルと名付けて、予防に取り組むべきだと2015年に提言しています。これを厚生労働省も採用しています。フレイルは虚弱を意味する海外の老年医学の分野で使用されている「frailty」から来ている言葉ですが、日本老年医学会では高齢者で起こりやすく、改善しにくいという認識を見直して、正しい介入によって戻すことができるということを強調するため、フレイル


生活習慣病と老化予防の関わり

健康寿命に大きな影響を与えているのは生活習慣病です。生活習慣病は、その名のとおり食生活、運動習慣などの生活習慣が要因になっていると言われています。しかし、それ以上に大きな要因となっているのは加齢です。若いときには対応力が高く、血圧や血糖値、中性脂肪値、LDLコレステロール値といったメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に影響する数値が高まっても、これを抑制する調整能力が働きやすいために高血圧症