最新情報

健康情報40 運動神経の活動特性の性差

運動神経は、脳からの運動に関する指令を筋肉まで伝える神経線維のことを言います。運動を理解する上では、運動神経の活動特性を理解することは重要です。 しかし、運動生理学領域では性差に注目して比較検討をした研究は全体の12.5%と非常に少なく、運動神経活動の性差も未解明な点が多い現状がありました。一方で運動神経活動に関しては報告が少なく、性差に関する情報が不足していました。 金沢大学、中京大


健康情報39 薬用マウスウォッシュを用いたうがいによる糖尿病の病態改善

糖尿病の主要な合併症の1つに歯周病があり、相互に悪影響を及ぼすことが知られています。歯周病は歯周病菌によって引き起こされる疾患であり、これまでのクロルヘキシジン配合マウスウォッシュを用いたうがいを行いことで歯周病菌を減少させることが報告されています。 一方で、2型糖尿病患者がクロルヘキシジン配合マウスウォッシュを用いてうがいを行うことによって、歯周病および糖尿病の症状に、どのような影響を及ぼ


3月2日の記念日

「ご当地レトルトカレーの日」ご当地レトルトカレー協会がカレーの日が1月22日、レトルトカレーの日が2月12日であることから3月の22日、12日のつながりから2日を制定。 「春のサニーレタスの日」全国農業協同組合連合会福岡県本部がサ(3)ニー(2)の語呂合わせで制定。 「サニの日」ワコールが生理日用のサニタリーショーツのPRのためにサ(3)ニ(2)の語呂合わせで制定。


「三」4 新たな三角関係

「三角関係」というのは、男女の関係を表すときに使われることが多いことから、男性1人と女性2人、もしくは男性2人と女性1人という3人の恋愛関係が複雑に交差することを指しています。 今どきのジェンダーの社会情勢では、男性3人の恋愛関係、女性3人の恋愛関係もあり得るのですが、男性1人の場合には“二股”と呼ばれています。ただ、そのような関係があったとしても、このことを認識しているのが男性1人だけであ


治検22 メタボリックシンドロームの確認

メタボリックシンドロームは、内臓脂肪の蓄積によって、インスリンの働きが低下するインスリン抵抗性が起こり、糖代謝異常、脂質代謝異常、高血圧などの動脈硬化の危険因子が高まる状態をいいます。 メタボリックシンドローム(metabolic syndrome)は、日本では内臓脂肪症候群と一般には訳されています。メタボリックは代謝を意味するメタボリズム(metabolism)が由来で、代謝低下症候群が正


健康情報38 コロナ禍3年間の高齢者の社会的交流の維持

日本では新型コロナウイルス感染拡大の影響で、3年以上もコロナ禍による制限を受けてきました。 東京都健康長寿医療センターの福祉と生活ケア研究チームは、地域在住高齢者を対象とした包括的健康調査「お達者健診」のデータから、高齢者の他者との対面・非対面の交流頻度や人とのつながりの認識について、コロナ禍3年間の変化パターンを調べました。 その結果、コロナ禍であっても、日本の高齢者は社会的交流を維


健康情報37 フードリテラシーと食事の質との関連

不適切な食事摂取は、世界で1年あたり1100万人の死亡(総数の22%)の原因であると推定されています。このため、食事の質に関連する要因の解明は、世界的な最優先課題の一つとなっています。 このような背景から、フードリテラシーという概念に注目が集まってきました。フードリテラシーの定義は数多くありますが、「食品に関するニーズを満たし、摂取量を決定するに際して、計画・管理・選択・準備・摂取するために


3月1日の記念日

「マヨネーズの日」キユーピーが1925年3月にマヨネーズを製造販売したことと日本初(1)にちなんで制定。 「マヨサラダの日」キユーピーグループのデリア食品がマヨネーズの日に合わせて制定。 「デコポンの日」日本園芸農業協同組合連合会が熊本県のデコポンが東京青果市場で取り引きされた1991年3月1日にちなんで制定。 毎月1日:「あずきの日」(井村屋グループ)、「釜めしの日」(前田家)


時間泥棒6 待たせることも時間泥棒

その人の大事な時間を奪うような行為というと、仕事をさせて報酬を支払わなかった、大きく減額させたということだけでなく、約束をすっぽかす、約束した時間に遅れていくということもあげられます。 他にも、中止することがわかってもすぐに連絡しない、遅れてくる連絡をしない、約束した時間より早く切り上げられる、といったこともあります。さらに1対1での話だったのに他の人が同席して充分な話ができなかった、事前に


健康情報36 野菜・大豆・果物が少ない食事の高齢者の不眠症状

健康的でない食事は、睡眠障害を引き起こす可能性が報告されていますが、これまで高齢者を対象とした食事パターンと不眠症に関する研究はほとんどありませんでした。 東北大学大学院歯学研究科のグループは、1時点のデータを用いて自立高齢者を対象とした食事パターンを特定して、食事パターンと不眠症の2つの不眠症状(入眠困難・中途覚醒)との関係を調べました。 約1300人の高齢者を対象とした結果、野菜・