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毛髪の科学28 毛髪によい糖質制限とは?

過剰なダイエットは、女性の場合は生理がなくなり、男性の場合は精力が低下すると同時に髪の毛が生えにくくなると言われています。健康維持に必要なエネルギー源が減ってきたときには、生命維持に必要がないものからストップさせようとします。 飢餓状態にあるときに生殖は必要がないことであり、毛髪も生命維持ということでは二の次となってしまうということです。 今どき、飢餓状態ということはないと思われがちで


毛髪の科学27 ストレスが毛髪に影響する理由

ストレスは毛髪に影響を与えることは以前から言われていて、その理由も数多く検討が進められてきましたが、新たな理由としてあげられているのはストレスホルモンとして知られるコルチゾールの存在です。 コルチゾールは副腎皮質から分泌されているステロイドホルモンで、ストレスがかかると10〜20分で2〜3倍にも増加することから、ストレスのバイオマーカー(目安となる生理学的指標)とされています。 コルチ


毛髪の科学26 ストレスで薄毛になるメカニズム

ストレスは毛髪にはよくないとされていて、その理由として頭皮の血流の低下があげられています。ストレスは自律神経の交感神経を強く刺激します。 自律神経には体を興奮状態にさせる交感神経と、それと逆に興奮を抑えて、心身ともに落ち着かせる作用がある副交感神経の2系統があります。交感神経も副交感神経も全身に張り巡らされていて、必要に応じて切り替えられています。 交感神経が刺激されると、血管が収縮し


毛髪の科学25 腸内細菌が毛髪の成長に影響する

セレンは健康維持に必要な必須ミネラルで、体重60kgの人では体内に10mgほどしか存在していない微量ミネラルです。量が少ないということは、その量が少しでも減少したら健康に影響が生じやすいということです。 セレンには抗酸化作用や代謝促進作用があり、不足すると代謝が低下して毛髪の脱落や爪の変形などが起こり、極端に不足した場合には死に至ることさえあります。 脱毛は遺伝やホルモンバランスの乱れ


毛髪の科学24 糖質制限は毛髪によいのか

毛髪の健康のためには、普段からの健康的な生活が大切だと言われます。暴飲暴食、運動不足、寝不足、ストレスがかかる生活は毛髪によいわけがないことは普通に考えてもわかることです。 少しでも健康的な生活を過ごしたいと考えている人が、簡単にできる健康法として取り入れていることの一つに糖質制限があります。 糖質制限は、食事に含まれる糖質を減らすだけで、普通なら健康にはよくないと考えられる肉食も、減


毛髪の科学23 壮年性脱毛症の新たな治療法

自家毛髪培養細胞を用いた細胞治療法が、脱毛症や薄毛に悩む男女に対して安全性と改善効果があることが認められたことを、東京医科大学(皮膚科学分野)、東邦大学(医療センター大橋病院皮膚科)、資生堂(再生医療開発室)の研究チームが発表しました。 再生医療というと、これまでは怪我や病気によって失われた機能を再生することを目的として臓器や器官を元に戻すことに注力されていましたが、再生医療による新たな薄毛


毛髪の科学22 ストレスがなくなれば白髪は治るのか

白髪になるのは精神的なストレスが大きいと言われています。実際にどうなのかということについては、それぞれの専門家が専門分野の知識を披露して説明してきましたが、新たに科学的な研究成果が発表されています。 ストレスに大きく関係しているのは自律神経の働きで興奮系の交感神経の働きが盛んになりすぎると血管が収縮して血流が低下して、多くの血液を送り込もうとして心拍数が増加します。また、血圧が上昇しますが、


毛髪の科学21 フケは頭皮の“老け”

頭部で気になるものの一つにフケがあります。フケは頭皮の角質細胞に皮脂が混ざって乾燥して剥がれるもので、漢字では浮垢、雲脂とも書かれます。頭皮に限らず、皮膚はターンオーバー(新陳代謝)によって常に剥がれ落ちています。 通常のターンオーバーによって発生したフケは小さくて、毛髪を洗うときに取り除かれるので、フケが洋服の肩について残るようなことはないので目立つことはありません。 そのフケが目立


11月22日の記念日

「いい夫婦の日」余暇開発センターが、いい(11)夫婦(22)の語呂合わせで制定。 「回転寿司記念日」元禄産業(大阪府東大阪市)が回転寿司の考案者の白石義明の誕生日(1913年11月22日)にちなんで制定。 「甘酒ヌーボーの日」ユーセイ・プロモーション(東京都目黒区)が二十四節気の小雪に甘酒を飲むと身も心も温まるということで制定。 「長野県りんごの日」全国農業協同組合連合会長野県本


日々修行84 食券方式のダイエットデザイン

100kcalの食材の摂取を基本とした栄養摂取法は、臨床栄養の世界ではダイエットデザインハウスと呼ばれています。これは100kcalの食材を主食(主に炭水化物)、主菜(メインのおかず)、副菜に分けて、それぞれを三角形の紙にしたところから始まっています。 基本となる1日の摂取エネルギー量を1600kcalとして、三角形の紙を16枚並べていくと、三角屋根の家の形になるところから命名されました。1