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発達障害支援7 支援施設が足りない
発達障害先進国という言葉を使うと誤解を招きかねないのですが、先に発達障害の実態調査を行い、その対応にも先駆けて取り組んだアメリカでは、発達障害は神経発達のズレであるとの認識のもとで支援が進められています。 その支援は不得意なことをカバーする(凹を埋める)と同時に、それ以上に得意なこと高める(凸を伸ばす)ことに力を注いでいく支援活動に取り組んで、成果を上げています。成果を上げるためには専門家の存在
サプリ概論213 閾値に達しなければ効果は期待薄か
健康食品は複数の成分が組み合わされるのが通常のことで、異なる成分を使うことで目的に沿ったものとしています。例えば、血糖値を安定させるためには、糖質がブドウ糖に分解されるのを阻害するもの、ブドウ糖の吸収を阻害するもの、ブドウ糖を細胞に取り込む作用があるインスリンを増やすものといったものがあります。 代謝を促進するためのものとしては、細胞のミトコンドリアに脂肪酸を取り込ませるL‐カルニチン、ブドウ糖
Medical Diet134 水溶性ビタミンでやせられるのか
水溶性ビタミンを摂るとダイエット効果が高まるという話が広まっています。“ダイエット効果が高まる”ということと“ダイエットできる”というのは意味合いが違っているのですが、水溶性ビタミンを摂ることでダイエットできるという話のほうが広まっています。 水溶性ビタミンはビタミンB群とビタミンCがあり、酵素の働きを補う補酵素として働いて、糖質、脂質、たんぱく質の代謝を促進する働きがあります。糖質からブドウ糖
健康あない人7 情報の案内人の立場が変わった
30年間も給与が上がっていない日本の状況は、30年前に想像ができたのか、それとも想像することもできなかったのか、そこから見ていくことにします。バブル経済が崩壊して、給与が上がらないような状況の始まりの時代に、画期的なことが起こりました。万が一という表現がありますが、今から1万日前は27年ちょっとで、それは1995年となります。1995年のエポックメイキングといえば、Windows95の発売でしょう
Diet Designer7 100kcalの目安量
100kcal単位で食材のバランスを考えていく方法では、例えば1日に1600kcalを摂る場合では100kcalの紙を16枚用意します。その枚数は主食の黄色が8枚、主菜の赤色が4枚、副菜の緑色が3枚、追加の油が1枚となります。 これを食券のように考えて、朝食で食べたものを千切り、昼食で食べたものを千切って、残ったものの割合で夕食を食べればバランスが取れることになります。しかし、初めてやってみると
あくまでも噂話71「活性酸素研究の背景」
活性酸素は、今では当たり前に認識されるようになっていますが、活性酸素が初めて一般向けにメディアで紹介されたときには、目に見えないものだけに、理解されない状態が続きました。目に見えないといえば酸素も見て確認することはできません。酸素が不足した状態で息苦しくなってから存在を認識するというくらいです。 活性酸素は、簡単に説明すると酸素からマイナス電子が1個だけ欠けているものです。酸素は通常はプラス電子
エネルギー代謝28 吸収とエネルギー代謝
胃で消化されたものを小腸で吸収するときには、ただ染み込むようにして血管まで運ばれていくわけではなくて、腸壁の細胞が栄養素を取り込んでいます。細胞に取り込まれたエネルギー源のブドウ糖と脂肪酸は、細胞の中でエネルギー化されるというイメージがあるかと思います。エネルギー化はされているのですが、エネルギー源を使って、細胞の中で作り出されたエネルギーを使って細胞は、それぞれの働きをしています。 腸壁の細胞
発達障害支援6 発達障害の実態を知っておこう
文部科学省の『通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査』(2012年)によると、発達障害の可能性がある小中学生は6.5%と発表されています。これは知的発達に遅れはないものの学習面や行動面に著しい困難を示すと担任が回答した児童で、あくまでも担任の主観に基づく調査結果です。 また、調査によると、発達障害の可能性がある児童生徒のうち、校内委員会で特別な
脳の健康寿命107 脂質異常症と中性脂肪の関係
血流の低下は、認知症のリスクを高めます。血液中の中性脂肪が増えすぎる脂質異常症は、食事と運動の内容が関わるだけに、自分でリスクを抑えることも可能となっています。 血液検査を受けて、中性脂肪の検査数値が高いことが指摘されるような状態になっても、これといった自覚症状はみられません。しかし、中性脂肪値が高いまま長期間放置しておくと、血管の老化が進み、動脈硬化から心疾患、脳血管疾患へと進んでいくことにな
発達栄養60 セロトニン不足による学習障害
発達障害の学習障害は、自閉症スペクトラム障害、注意欠陥・多動性障害と並ぶ三大発達障害とされています。自閉症スペクトラム障害と注意欠陥・多動性障害については、脳のセロトニン不足が影響していることは前に紹介しましたが、学習障害についてもセロトニン不足の影響が指摘されています。 セロトニンは脳内の神経伝達物質で、ドーパミン、アドレナリンを制御して精神を安定させる働きがあります。また、セロトニンには脳の