最新情報

新たなパートナーとの講習と情報発信

日本メディカルダイエット支援機構の活動は14期目に入りました。特定非営利活動法人の認証を内閣府に申請したときに、電話での説明でも書類の出し直しでもなくて、いきなり内閣府の当時のNPO室に呼び出されました。指摘されたのはメディカルダイエットという名称でした。医師が指導や治療を行うわけではないのにメディカルダイエットで適しているのかということで、なぜメディカルダイエットなのかの説明をしました。ダイエッ


妊娠中の生活が母親と子どもの体調に与える影響2

子どもの健康のための生活面の注意というと誕生後が中心になっていますが、お母さんの胎内にいるときに受けたことが、子どものときだけでなく、生涯にわたって影響を与えることが多くの研究によって明らかにされています。 その研究成果として、国立高度専門医療研究センター6機関(国立がん研究センター、国立循環器病研究センター、国立精神・神経医療研究センター、国立国際医療研究センター、国立成育医療研究センター、国


発達栄養学113 エネルギー代謝と健康維持に欠かせないミネラル

身体を構成する成分の約5%がミネラルで、体内に必要な16種類のミネラルは必須ミネラルと呼ばれます。ミネラルには、骨や歯などの身体の構成成分になるほか、体液に溶けてpH・浸透圧を調整する、酵素の構成成分になる、神経・筋肉の調整をするなどの作用があります。そのため、エネルギー代謝を高めて、脳を含めた全身の働きを調整するには、すべてのミネラルが必要になります。 体内に比較的多い7種類(カルシウム、リン


健康寿命延伸のための提言40 提言のエビデンス5身体活動1

国立高度専門医療研究センター6機関(国立がん研究センター、国立循環器病研究センター、国立精神・神経医療研究センター、国立国際医療研究センター、国立成育医療研究センター、国立長寿医療研究センター)が連携して、研究成果として「疾患横断的エビデンスに基づく健康寿命延伸のための提言(第一次)」を公開しています。提言のエビデンスの解説(第1回)を紹介します。 身体活動と非感染性疾患、うつ、認知症、運動器の


日本人の食事は戦後に急変したのだろうか

戦前の日本の食事といえば“和食”で、戦後に“洋食”が家庭にも入り、日本人の食生活は大きく変化した、ということが一般には言われています。そうとも限らないことを知ってはいたのですが、日本メディカルダイエット支援機構で日本人の体質研究をしていることがわかると、どうして対照的なものを例示することが求められてしまいます。和食と洋食、ご飯とパン、魚食と肉食、野菜摂取量の変化、食物繊維の量の差など、目立つデータ


妊娠中の生活が母親と子どもの体調に与える影響1

子どもの健康のための生活面の注意というと誕生後が中心になっていますが、お母さんの胎内にいるときに受けたことが、子どものときだけでなく、生涯にわたって影響を与えることが多くの研究によって明らかにされています。 その研究成果として、国立高度専門医療研究センター6機関(国立がん研究センター、国立循環器病研究センター、国立精神・神経医療研究センター、国立国際医療研究センター、国立成育医療研究センター、国


学習障害112 輸入食品に含まれている食品添加物2

輸入食品の柑橘類に防カビ剤として使われている農薬は、皮に残留するもので、皮は剥いて食べるものであっても、浸透性が高い農薬が使われているので、中身に残っているという不安があります。浸透しやすいのは茎とつながっている果梗(ヘタの部分)からで、ここから栄養成分を取り入れているので、小さな孔のあいた管が通っています。ここから農薬が浸透するので、この部分を取り除くというのが安心対策とされます。 管からの浸


見えないものが見える体験があるから子どもの感覚過敏が理解できる

「見えないものが見える」という話をすると「怖い話ですか?」と聞いてくる人がいます。日本メディカルダイエット支援機構の理事長は、この手の話をするときに深刻そうな顔をすることがあるので、そのための反応かもしれませんが、見えているのは視界に現れるモザイク状のもので、病名的には閃輝暗点といいます。 目で見た画像は、そのまま脳の画像として認識する部位である後頭葉に送られるわけではなくて、電気信号として神経


“逆さ仏”は食事の変化だけが原因だったのか

子どもの頃に親や祖父母などから聞いた物語の初めの言葉は「昔々あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました」で、これは桃太郎の冒頭だけでなく、多くの昔話に共通して使われています。それが今では65歳以上の人口が占める高齢化率は28.4%(令和元年)になり、高齢者の夫婦のみ世帯が31.1%(平成30年)という時代になって、「あらゆるところに」と言い換えなければならないような状況になっています。


次世代のための“カロリーメイト”

好き嫌いや偏食のために食べられない食品や料理があるという子どもは思った以上に多く、特に発達障害児は感覚過敏から食べることに苦労をしています。その中でも、なんとか栄養バランスを取れるようにしようと保護者も苦労をされています。どうしても食べられない食品があるために、不足している栄養素を補うために栄養機能食品(ビタミン13種類、ミネラル6種類、脂肪酸1種類)の活用を考える人もいます。 しかし、栄養機能