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Medical Diet33 資格認定講習テキストのコンセプト
メディカルダイエットの資格認定講習は、以前に美容系の会社との連携で、300人以上に実施しています。新たに始める資格認定は初級、中級、上級の3段階方式にして、上位資格認定者が下位の講習を開催できる仕組みにしています。 この仕組みは以前の認定でも採用していたのですが、中身が違っています。以前は上位資格認定者が学んだことを、そのまま伝えればよいという方式で、講習テキストの項目も変わらず、説明するために
発達障害サポーター10 食べるタイミングの指導
子どもの発達に必要な栄養素を知ったあとには、その栄養素が含まれている食品を、どのタイミングで摂るのかを知って、献立の内容を考えることが必要となります。1日に1回だけしか食事をしないのであれば栄養素の摂取タイミングは関係ないことになるかもしれないのですが、日本人の食事は1日に3食が原則です。3食のうち食べないという人がいたり、軽く済ませているのは朝食です。しかし、栄養素の摂取を考えると朝食の内容は重
記念日1月25日〜31日
広く健康に関わる記念日について紹介します。 1月25日 森永製菓が1902年1月25日に北海道旭川気象台が史上最低気温マイナス41℃を記録したことから寒い時期にホットケーキを食べてほしいと「ホットケーキの日」と制定。栃木いちご消費宣伝事業委員会が1月の、と(10)ちぎのいちご(15)の10+15=25から「とちぎのいちごの日」と制定。あったか旭川まん推進会議が1902年1月25日に北海道旭川気象
日本人は筋肉が少ないから体温が低いのか
5歳の女の子の疑問に答えられない大人が叱られるという人気テレビ番組で、日本人の平熱が低いということをテーマとして取り上げていました。実際の質問の内容は「平熱って何?」でしたが、平熱はエコだからというわかりにくい説明でした。日本人の平熱は36.0〜36.5℃なのに対して、欧米人は37.0〜37.5℃と高いという事実を紹介するために複数の欧米人の体温を測定していました。 その理由として欧米人は筋肉の
Medical Diet32 ストレスで太る理由
「ストレス太り」という言葉があります。ストレスが溜まってくるとイライラして、ついつい食べすぎてしまうというのが一般に言われる要因です。ストレスを解消するためには脳のエネルギー源であるブドウ糖が有効で、甘いものを食べることで一時的にストレスが抑えられるようになります。それは一つの要因であって、ストレス解消を食べ物に求めなければ太るようなことはないように思われがちです。 ところが、食べるものの量が変
発達障害サポーター9 発達栄養学の知識
子どもの支援のための栄養学というと、基礎的な6大栄養素の役割と食品の種類の理解から始まるのが一般的です。まずは不足がないようにするのが重要ということで、糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維の6大栄養素が教えられます。これは必要であり、身近な食べ物の意味を覚えるのは理解しやすい方法であることも承知しています。 しかし、発達障害がある人を対象とした発達栄養学は、エネルギー代謝から始め
学習支援33 勘違いされやすいギフテッド1
発達障害の自閉症スペクトラム障害、注意欠陥・多動性障害は他の状態と勘違いされやすいことから、誤診されやすいことをスクリーニングで排除し、それでも当てはまらないという状態でないと診断すべきではありません。その勘違いされやすいことの一つにギフテッドがあります。 ギフテッド(Gifted)は先天的に平均よりも高度な知的能力を持っている人を指す傾向で、アメリカでは「同世代の子どもと比較して、並外れた成果
発達障害サポーター8 オンリーワンの講習
エネルギー代謝を高めて、エネルギーを多く作り出して、それを脳と身体の機能の維持と向上に役立ててもらおうというメディカルダイエットの手法は、多くの困難さを抱えている発達障害がある人に適した方法としてすすめています。食事と運動、食事と休養、運動と休養の組み合わせによる健康効果については、それぞれの分野の研究で進められてきているものの、まだ決定的な方法として構築されるところまでは至っていません。 食事
発達障害サポーター7 食事・運動・入浴のタイミングとエネルギー産生
発達障害の改善の支援としてエネルギー代謝を高める方法を提供していますが、その方法は日常生活で簡単に実践できるものでなければなりません。どんなに正しい方法であっても、取り組みやすく、継続しやすいものでなければ、効果を継続的に得ることはできません。 エネルギー代謝は全身の細胞で常に行われています。どんなに多くの量を食べても、エネルギー代謝が盛んに行われていれば、余分なエネルギー源として脂肪細胞の中に
発達障害サポーター6 エネルギー代謝で支援
発達障害がある人について理解して、社会的支援を進めていくことを目指している発達障害サポーターの講習は、発達障害の実態と、その特性を広く知ってもらうことが第一の目的です。それとともに、それぞれの人ができることから支援しようという気持ちを高め、できることなら実際の支援に着手してもらうことも目的として掲げています。 これを期待して、学んだ人たちが自主的に踏み出してもらうことを待つだけでなく、何をすれば