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四字熟語でコロナ後を考える1「二者卓一」
「二者択一」は2つのうち1つを選ぶことを意味しています。AとBのランチのうち「どちらにしようか」と選択肢が狭い中から軽く悩んで選ぶということではなくて、将来を見据えて選択するという重要な事柄に使うべき四字熟語です。 新型コロナウイルス感染症の拡大期に、外食店に一緒に入れるグループの人数が制限されて、誰と一緒に行くべきか選択を迫られたときでも同じテーブルに4人までなら、それほど悩まずに済みました。
Medical Diet25 脂肪細胞が増えるとやせにくくなる
若いときに太っていた人は、なかなかダイエットしにくく、リバウンドしやすい状態になっています。若いときには体内の中性脂肪が増えてきたときには脂肪細胞の数を増やして、多くの中性脂肪を蓄積するようになります。内臓脂肪の数が多いということは、それだけ多くの中性脂肪を蓄積できることになります。 中性脂肪は脂肪酸3個と、脂質の一種のグリセロール1個が結合した構造になっています。脂肪細胞の中に多くなりすぎたと
脳の健康寿命36 アルツハイマー型認知症を軽減させる
アルツハイマー病は根本的な予防法はないとされていて、脳血管の疾患は高血圧、糖尿病、脂質異常症などの血管にダメージを与える疾患を予防・改善することによって防ぐことができるものです。アルツハイマー型認知症の中には、脳血管疾患がなければ認知症まで進まなかったものもあり、これは予防することも状態を軽減させることもできる認知症ということができます。 では、アルツハイマー型認知症は予防できないのかというと、
学習支援29 勘違いされやすいハイリー・センシティブ・チャイルド2
発達障害と勘違いされやすいハイリー・センシティブ・チャイルドは、チェック法として4つの性質があげられていて、この項目はDOESと呼ばれています。 これらすべてではなく、他にもチェック法がありますが、大きな違いは自閉症スペクトラム障害が他人の気持ちを察するのが苦手であるのに対して、ハイリー・センシティブ・チャイルドは他人の気持ちを察する能力が優れているということが大きな違いとなっています。 De
Medical Diet24 やせてくると脂肪がつまめるようになる
ダイエット法がうまくいって、体脂肪が減ってきているのに、失敗ダイエットだと勘違いをして、途中でやめてしまう人もいます。なぜ勘違いしたのかというと、体脂肪が減るどころか増えてしまったと感じさせる変化が身体で起こるからです。 体脂肪は脂肪細胞の中に蓄積された中性脂肪のことで、初めに蓄積されるのは腸の周りにある内臓脂肪です。脂肪細胞は風船のようなもので、その中に大切なエネルギー源である中性脂肪が入って
記念日1月11日〜17日
1月11日 ギンビスがアスパラガスビスケットの棒状の形が3つ並ぶことから「アスパラガスビスケットの日」と制定。デリア食品がマカロニの形が1に似ていることと、1が3つ並ぶサ・ラ・ダから「マカロニサラダの日」と制定。長龍酒造(奈良県広陵町)が鏡開きの日を「樽酒の日」と制定。毎月11日は「めんの日」(全国製麺協同組合連合会)、「ダブルソフトの日」(山崎製パン)。 1月12日 韓国人蔘公社ジャパンが、い
身土不二のサプリメント的発想
中国には五行の発想があります。これは万物を木・火・土・金・水の五つの要素に分類して、その関係性からバランスを取っていくもので、五臓、五腑、五味、五色などに分けて考えられています。臓器でいえば木は肝、火は心、土は脾、金は肺、水は腎が当てはめられています。色では木は青、火は赤、土は黄、金は白、水は黒となり、味では木は酸、火は苦、土は甘、金は辛、水は鹹となります。 食品でいえば、黒くて鹹(塩辛い)もの
Medical Diet23 なかなか皮下脂肪が減らない理由
身体の体脂肪は主に腸の周りに蓄積される内臓脂肪と、皮膚の下に蓄積される皮下脂肪に分けられます。脂肪が増えて、腹部の脂肪が多く蓄積されるのは内臓脂肪で、主に腹部や臀部・両脚などに蓄積されるのが皮下脂肪とされていますが、違っているのは場所だけではありません。蓄積の順番が違っていて、それがダイエットの成功、失敗にもつながっています。 体脂肪が増えてくると最初に多く蓄積されるのが内臓脂肪で、ある程度の蓄
脳の健康寿命35 アルツハイマー型認知症の特徴
認知症はアルツハイマー型認知症と脳血管型認知症に大きく分けられます。今回はアルツハイマー型認知症について紹介していきます。 アルツハイマー型認知症は、原因は不明ですが、脳内でさまざまな変化が起こり、脳の神経細胞が減り、脳が全体的に萎縮して高度の知能低下や人格崩壊が起こるものです。 成人では脳の重さは1400g前後あるとされていますが、男女差があり、男性の場合は1300~1400gで、それよりも
学習支援28 勘違いされやすいハイリー・センシティブ・チャイルド1
自閉症スペクトラム障害と勘違いされることに、ハイリー・センシティブ・チャイルド(Highly Sensitive Child)があります。ハイリー・センシティブ・チャイルドは、生まれつき周囲の刺激や他人の気持ちに非常に敏感なために疲れやすく、傷つきやすい子どものことで、アメリカの心理学者のエイレン・N・アーロン博士が、この概念を初めて打ち出しました。 国籍や性別に関わらず、5人に1人の割合で存