最新情報
運動ガイド50 身体活動とエネルギー・栄養素について3
厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。その中の「身体活動とエネルギー・栄養素について」の「特定保健指導における内臓脂肪減少のためのエネルギー調整の考え方」を紹介します。 〔特定保健指導における内臓脂肪減少のためのエネルギー調整の考え方〕 健康づくりのためには、身体活動と食事を適切に組み合わせることが重要です。体脂肪1kgを減らすために必要なエネルギー
運動ガイド49 身体活動とエネルギー・栄養素について2
厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。その中の「身体活動とエネルギー・栄養素について」の「身体活動とたんぱく質の摂取」を紹介します。 〔身体活動とたんぱく質の摂取〕 運動不足は、体たんぱく質異化状態を招き、適度の運動は食事性たんぱく質の利用を高めます。一方、激しい運動は、たんぱく質分解を亢進させることから、運動強度に応じてたんぱく質必要量はU字型を描
運動ガイド48 身体活動とエネルギー・栄養素について1
厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。その中の「身体活動とエネルギー・栄養素について」の「身体活動と栄養について」を紹介します。 〔身体活動と栄養について〕 健康の保持・増進のためには、エネルギー収支バランスを適切に保ち、必要な栄養素を過不足なく摂取することが基本となります。また、身体活動量に応じて、エネルギーや栄養素の必要量が変動します。 エ
運動ガイド47 身体活動支援環境について4
厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。その中の「身体活動支援環境について」の「運動に関する物理的環境の整備」「運動に関する社会的環境の整備」「他部門との協働」を紹介します。 〔運動に関する物理的環境の整備(運動の場所)〕 運動は様々な場面で行われます。運動場所は運動施設のみならず、道路や公園、自然環境なども含まれます。 *体育館、グラウンド、プ
運動ガイド46 身体活動支援環境について3
厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。その中の「身体活動支援環境について」の「生活活動に関する社会的環境の整備」を紹介します。 〔生活活動に関する社会的環境の整備(生活活動の機会)〕 生活活動は、移動、仕事、家事、趣味活動など、運動以外の様々な目的で実施されます。生活活動の機会を増加させることが健康増進につながります。 活動的な移動(activ
運動ガイド45 身体活動支援環境について2
厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。その中の「身体活動支援環境について」の「生活活動に関する物理的環境の整備」を紹介します。 〔生活活動に関する物理的環境の整備(生活活動の場所)〕 生活活動とは、日常生活の中で実施される身体活動です(健康・体力の維持・増進を目的として、計画的・定期的に実施される「運動」を除きます)。家事で身体を動かすこと、通勤や通
運動ガイド44 身体活動支援環境について1
厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。その中の「身体活動支援環境について」の「推奨の背景とポイント」を紹介します。 〔推奨の背景とポイント〕 適度な身体活動は健やかな人生のために不可欠ですが、これまでの様々な取組にもかかわらず、国民の身体活動は減少傾向にあります。この背景には、身体活動を減少させる地域社会の変化があります。 例えば、社会の自動車
運動ガイド43 全身持久力(最高酸素摂取量)について3
厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。その中の「全身持久力(最高酸素摂取量)について」の「基準値の改訂」「全身持久力の評価法」「全身持久力を維持・向上させる方法」を紹介します。 〔基準値の改訂〕 「健康づくりのための身体活動基準2013」で示された全身持久力の基準値は、日本人男性の20歳代で推定平均値より1〜1.5メッツ低く、約90%の20歳代男性が
運動ガイド42 全身持久力(最高酸素摂取量)について2
厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。その中の「全身持久力(最高酸素摂取量)について」の「科学的根拠」「現状」を紹介します。 〔科学的根拠〕 全身持久力と死亡や非感染性疾患の発症との関係を検討したコホート研究を対象とした最新の系統的レビュー及びメタ解析の結果によると、両者の間には直線的な負の量反応関係が見られ、全身持久力1メッツ当たりの総死亡や循環器
運動ガイド41 全身持久力(最高酸素摂取量)について1
厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。その中の「全身持久力(最高酸素摂取量)について」の「全身持久力の重要性と基準値を改訂する必要性」を紹介します。 〔全身持久力の重要性と基準値を改訂する必要性〕 全身持久力の指標である体重当たりの最高酸素摂取量は、より厳密に測定される最大酸素摂取量と同様に、様々な要因による死亡や疾患発症の強力な予測因子であることか