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バターコーヒーダイエットで太った人がいる
バターコーヒーは、普通に飲むだけでやせられるというので人気になっているのですが、このバターコーヒーダイエットに挑戦して、かえって太ったという方に相談されたことがあります。やり方が間違っていたのか、自分の体質のせいなのかという質問もありました。体質というか、肥満遺伝子のタイプによって違いが出ることはあるのですが、よくよく内容を聞いてみると、間違いをしていたことがわかりました。 バターコーヒーという
朝食を食べる理由はブドウ糖とビタミンB群の補給だけか
人間は朝食と夕食を食べてきたという歴史的背景から、脳の唯一のエネルギー源の保持時間が15時間なので朝食抜きはエネルギー不足になること、エネルギー代謝のために必要なビタミンB₆とビタミンB₁₂は体内で12時間ほどしか保持されないので朝食抜きは代謝の低下につながるということを紹介してきました。その二つだけでも朝食を食べなければならない理由としては充分とは思えるのですが、睡眠に関わる講習会のときにメラト
睡眠学習は寝ている間に学習することなのか
子供のころ、といっても、もちろん年代によって大きく異なります。日本メディカルダイエット支援機構の主要メンバーの50年前の話になりますが、“睡眠学習”が流行ったことがあります。流行ったどころか、親の教育熱心のために大学受験を控えた高校生までやり続けたと話すメンバーもいます。睡眠学習は、寝ている間に覚えたいことをテープレコーダー(今は懐かしい)で流しておくことで、その内容が意識をしていなくても脳に刻み
人間は寝るために活動をするのか
どちらが先かという話は“鶏と卵”が代表的なものですが、どちらが重要かという話で、よく取り上げられるのは“人間は働くために食べるのか、食べるために働くのか”という言葉です。グルメ代表の方だと当然のように食べるために働くというのが答えだと主張しますが、本来は生きるためのエネルギー源を得るために食べるしかない、美味しいものを食べると消化も吸収もよくなって、身のための大切な栄養源とすることができます。どち
運動をすると体内で作られる純粋な代謝水
運動をするときには水を飲んでおかないと熱中症の危険性が高まります。運動時だけではなくて、朝の目覚めのときにもコップ1杯の水は必要とされます。これは1日の3分の1もの時間になる睡眠中に蒸発する水分があり、それを補っておかないと全身の細胞の働きが正常に保たれなくなるという意味でも言われます。朝の1杯の水は腸の働きをよくする効果もあります。これは冷たい水による胃の刺激が大腸を働かせる“胃‐大腸反応”によ
初めて出会った人も遠い親戚かもしれない
ウォーキングのための座学講習を日本メディカルダイエット支援機構の理事長が行いました。暑い季節に屋外でウォーキングをすると健康づくりどころか、むしろ身体を傷めることにもなりかねないので、暑い季節には歩くことの意義を学んでもらい、夏の暑さが納まってから本格的に歩いてもらおうということです。ウォーキングの意義のほかに、ウォーキングと食事、入浴との関係など効果を高める方法まで入れてしまったので詰め込みすぎ
毎日できるがん細胞には免疫で対応
1兆に対して5000という数字は随分と少ないと感じます。この割合は何を示しているのかというと、「1日に体内の細胞の入れ代わりの数に対する、がん細胞の発生数」です。体内の細胞は約60兆個とされているので、毎日60分の1が新しくできて、その代わり60分の1の1兆個が壊されて入れ代わっているということになります。その1兆個に対して5000個のがん細胞というのは、人口に例えると2億人に1人ということになり
摂り方がわからないサプリメントは無駄なのか
医師は医療の専門家であると同時に医薬品の専門家でもあると認識されています。さらに栄養の専門家でもあると思われている節もあるのですが、大学の医学教育の中で栄養学を学べる大学が少なく、さらに必修になっているところが極端に少ないことから、これは間違った認識だということは過去に何回か触れているところです。医薬品の専門家かどうかという議論はあるのですが、医薬品に詳しいのは事実で、その詳しい方が医薬品とサプリ
専門医の多さと平均寿命の短さの関係性
著名な精神科医で、大学教授でもあるドクターの著書は、たまに参考にさせてもらっていて、中でも医療業界に物申すという内容には刺激も受けています。“チコちゃんに叱られる”のように「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叱られる医師が多いのではないかと気になることが多いのですが、逆の意味で気になって仕方がないことが書かれていました。それは「老年医学会の認定医や専門医が多い県ほど平均寿命が短い」ということです。
アルコールの糖質制限なら太らないのか
「酒は飲みたい、されど太りたくない」というのは飲酒好きの人なら普通に考えることです。アルコールのエネルギー量は1gあたり約7kcalで、脂質の約9kcalに比べると低いものの、糖質とたんぱく質の約4kcalに比べると、かなりのエネルギー量があります。約7kcalというのは100%アルコールのことで、アルコール度数が低ければ、それほどのエネルギー量ではないことになります。アルコール度数が同じであれば