

最新情報
活性酸素は抗酸化物質だけで防げるのか
前回の活性酸素の話を受けて、活性酸素を消去する働きがある抗酸化成分の話をしておいたほうがよいという意見を受けて、抗酸化成分について紹介します。ただ、抗酸化成分だけでは根本的な解決にはならないことも知っておいてほしいので、続いてミトコンドリアとヒトケミカルの関係についても紹介させてもらいます。 活性酸素を消去する抗酸化成分は、色素に多くなっています。紫外線を浴びると活性酸素が発生しますが、植物は紫
ウォーキングは認知機能を高めるのか
ウォーキングのような軽い運動を継続することは認知機能の向上によいという研究成果は数多くあります。単純に考えても、血流が盛んになって脳に多くの酸素と栄養素が送り届けられて、それだけでも脳の働きがよくなりそうな感じがします。日本メディカルダイエット支援機構では、公的機関や大学などの研究機関の発表をピックアップして毎週1回、関係先の研究者や団体役員などに発信する健康情報メールを8年半にわたって続けていま
コエンザイムQ10の吸収率の違い
コエンザイムQ10は価格差が大きな商品です。複数の素材を組み合わせたものなら価格が違っても理解はできるところですが、中身のほとんどがコエンザイムQ10となると、素材の違いが気になるところです。もちろん、素材の種類と量によって価格を決定するという適正な流通がなされていて、妙な価格設定がされていないことが条件の話ではあります。 コエンザイムQ10というと還元型が有名なので、他にはないように思っている
L‐カルニチンの摂取タイミング
R‐αリポ酸(天然型のα‐リポ酸)とコエンザイムQ10の効果的な摂取タイミングについて紹介したところ、雑誌記者からL‐カルニチンの摂取タイミングについての質問がありました。三大ヒトケミカルの、すべてを取り上げてほしいということですが、L‐カルニチンはα‐リポ酸のように空腹時に摂らなければいけないとか、コエンザイムQ10のように食後に摂らなければいけないというタイミング状の問題はありません。L‐カル
運動と入浴のタイミングとL‐カルニチン
運動をすると筋肉の中にある脂肪分解酵素のリパーゼが活性化して、中性脂肪が分解されて脂肪酸となります。脂肪酸を燃焼させるには筋肉細胞のミトコンドリアに脂肪酸が取り込まれる必要があり、ここで活躍するのは脂肪酸と結びついてミトコンドリアの膜を通過するL‐カルニチンです。L‐カルニチンは運動をしているときだけでなく、運動を終えてからも体内で多く使われています。というのは、脂肪の分解は運動後の30分間も徐々
運動と食事のタイミングとR‐αリポ酸
夕食前の空腹時に運動をすると、血液中のブドウ糖が不足して、それを補うために筋肉の中に蓄積されているグリコーゲンが分解されて血液中に放出されます。これを使って筋肉を動かしていくわけです。食事で摂った糖質に含まれているブドウ糖のうち余分となったものは肝臓で脂肪酸に合成され、その後に中性脂肪となって脂肪細胞の中に蓄積されていきます。 運動をして筋肉の中のグリコーゲンが減った状態で食事をすると、肝臓で合
運動の効果を高めるサプリメント摂取
前回まで、サプリメントとしての三大ヒトケミカルのことを紹介してきましたが、その間に何度かメディア関係者から質問が相次いでいました。その中で一番多かったのは、「シクロデキストリンで加工した三大ヒトケミカルなら誰にも効果があるのか」という内容でした。誰にでも効果があるものなら間違いなく効くはずですが、三大ヒトケミカルの研究を進める中で、効くものも効きにくいという例がみられるようになってきました。効きに
三大ヒトケミカルで代謝をコントロール
三大ヒトケミカルのR‐αリポ酸、L‐カルニチン、コエンザイムQ10は、代謝促進成分ということで、体脂肪を減らすことばかりが注目されがちですが、健康のために体脂肪を増やさなければならない人もいます。また、代謝を高めることによって筋肉を増やすこともできます。 体脂肪を減らすためには、脂肪酸の代謝を促進するL‐カルニチンとTCAサイクルでエネルギー産生を促進するコエンザイムQ10が有効となります。運動
非天然型のS‐αリポ酸の危険性
α‐リポ酸のサプリメントの多くには、天然型のR‐αリポ酸と非天然型のS‐αリポ酸を組み合わせたものが使われています。体内で働くことができるのはR‐αリポ酸だけですが、胃液で分解されるので、S‐αリポ酸と組みわせたラセミ体にして分解されにくくするためです。そのために分解されにくくなり、吸収した分の半分しか使われないとしても、それだけのことなら否定するようなものではないはずです。しかし、S‐αリポ酸に
摂取タイミングとサプリメントの有効性
サプリメントは、いつ摂っても吸収に影響が出ないものがある一方で、摂るタイミングによっては吸収されないものまであります。それをサプリメント商品に表示してくれていたら、効果がないときに摂るという無駄なことをしなくて済むようになるはずです。しかし、そのような表示はされていません。これは法律(医薬品医療機器法)に基づく監視指導マニュアルによって、医薬品的な用法用量の表示が許可されていないからです。用法用量