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DNA Answer25 栄養改善による社会課題解決
栄養不足は貧困問題で語られることが多いのですが、発達障害児の支援という大きな課題を解決するためには大いに語られなければならないことです。 栄養不足は、まずはエネルギー源の不足が課題で、必要なエネルギー量を確保するように食べられるようにすることが大切です。ただエネルギー量を確保するだけであったら、エネルギー量が高い脂肪を多く摂ればよいわけで、脂肪のエネルギー量は1gあたり約9kcalと、糖質と
supplement NAVI 16 食生活チェックの活用
サプリメントを使う前に、自分の食事の内容を確認して、何が不足しているのかを知ることが大切です。そのために日本メディカルダイエット支援機構では「食生活チェック表」という調査票を用いています。 栄養バランスを確認する方法としては、これは国民健康・栄養調査でも採用されている方法なのですが、1週間分のメニュー(献立記録)を出してもらい、栄養素の種類と量を確認することが一般に行われています。 提
母子の栄養7 食生活指針「たんぱく質」
「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」では、「主菜を組み合わせてたんぱく質を充分に」と示されています。 たんぱく質は、身体を構成するために必要不可欠な栄養素です。主菜は、魚や肉、卵、大豆製品などを使った食事の中心となるおかずの料理で、たんぱく質や脂質を多く含んでいます。 魚介類や肉類由来のたんぱく質摂取量は、全体のたんぱく質摂取量のうち、それぞれ2割程度にあたります。同様に、穀
代謝と糖尿病14 糖尿病の合併症その1
糖尿病は高血糖のために細小血管がもろくなり、合併症が起こりやすくなります。特に多い網膜症、腎症、神経障害は三大合併症と呼ばれています。 ◎網膜症 糖尿病性網膜症では亡くなることは少ないものの、1年間に新たに約3000人が視覚障害になり、障害者手帳を交付されています。この多くは失明にまでいたっています。失明のほとんどは網膜剥離によるものです。目は多くの酸素を必要としていますが、血管がもろくな
DNA Answer24 リスク低減による社会課題解決
社会課題の解決は子ども支援のキーワードで、助成金の対象となる活動も社会課題を示して、それを解決するための活動を打ち出せば、比較的助成金が受けやすくなると言われています。 例えば、貧困対策では、日本の子どもの貧困は7人に1人にもなっていて、食べるものを寄付して貧困による栄養問題を解決しようというのは、すでにアフリカなどの貧困国だけの問題ではなくなっています。 そこで寄付が集められ、フード
エネルギー代謝57 代謝で発生するエネルギー量
細胞の中にあるミトコンドリアでは、エネルギー源(ブドウ糖、脂肪酸、アミノ酸)を原材料としてエネルギー産生が行われています。エネルギー産生はミトコンドリアのTCA回路で酸素を使って行われると一般には紹介されていますが、実際にはミトコンドリアの中でTCA回路を使わなくてもエネルギー産生は起こっています。 ただ、その産生量は少なくて、ブドウ糖1分子から2分子のATP(アデノシン三リン酸)が発生する
健康・火の用心43 L‐カルニチンで健康レベルが高まる理由
L‐カルニチンはダイエットを目的としたサプリメント成分として知られていますが、もともとは代謝が低い人に使われる医薬品の成分で、それが食品の成分としても使われるように許可されました。許可されたのは2002年のことで、すでに20年以上の使用実績があります。 エネルギー源のうちエネルギー量が高いのは脂肪酸で、1gあたり約9kcalとなっていますが、糖質の代表であるブドウ糖は約4kcalと2倍以上の
発達栄養講習43 自律神経調整の重要性
発達栄養というと、発達障害と栄養を組み合わせた言葉ということで、成長と栄養の話が注目されがちですが、私たちは自律神経の調整も重要な事項として研究・教育に当たっています。自律神経は全身の働きを調整する重要な神経系統で、交感神経と副交感神経に分かれています。交感神経も副交感神経も全身に張り巡らされていて、交感神経は働きを高めるアクセルの役割を、副交感神経は働きを抑えるブレーキの役割をしています。
supplement NAVI 15 栄養バランスを知ってからのサプリメント
サプリメント(supplement)は補助、補完、補充といった意味があり、食事に関して使われる場合には、不足する栄養素を摂取するためのものを意味しています。本来であれば不足しているものが何であるのかを知って、その上でサプリメントを使うのが正しい選択です。 ところが、何が不足しているのかわからないから、とりあえずマルチビタミンやマルチミネラルを摂っておこうと考える人もいます。そのように考えるの
発達栄養89 心の免疫力が弱いと脳に影響
メンタルが弱いと病気になりやすいことは以前から指摘されてきました。メンタル(mental)は「精神的な〜」という意味ですが、日本では精神、精神力を指して使われることが増えてきました。メンタルの適切な表現を探す中で、「心の免疫力」という使われ方も登場してきました。 免疫力は人によって強さが異なり、少しくらいの外圧なら平気な人がいる一方で、わずかな変化でも極端な反応が起こる人もいます。免疫力が弱