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祝日と祭日の違い
祝祭日という言葉があります。これは祝日と祭日を合わせた言葉ですが、今は祝日しか存在していません。その根拠は、昭和23年に交付された国民の祝日に関する法律で、このときから祭日は廃止されました。 平成31年の祝日は元日、成人の日、建国記念日、春分の日、憲法記念日、昭和の日、こどもの日、海の日、山の日、敬老の日、秋分の日、体育の日、文化の日、勤労感謝の日、天皇誕生日でした。天皇誕生日は平成時代には12
下痢対策のための休肝日
休肝日というと、肝臓を休める、つまりお酒を飲まない日を一般には指しています。酒飲みの中には「少しくらいの飲酒は、そんなに負担はかけないのだから」とか「酒だけが肝臓に負担をかけているわけじゃない」という理屈をつけて、少しの量(?)にして飲み続けている人もいます。 私たちは「休肝日は絶対に飲酒をしない日」としています。そして、肝臓だけではなくて腸の健康のためにも“休肝日=ノーアルコールデー”をすすめ
日本人は血液温度が低くて脂肪が固まりやすい
日本人の血液の温度が37〜38℃と紹介したところ、「日本人以外の血液の温度は高いのか低いのか」という質問が寄せられました。日本人の血液温度は低くて、代謝がよい欧米人やアジア人でも北方系の人は39℃ほどにもなっています。代謝というのはエネルギー源のブドウ糖と脂肪酸を細胞の中のエネルギー産生器官のミトコンドリアのTCA回路でエネルギーを作り出す働きのことです。この代謝によって欧米人と北方アジア人は脂肪
10分以上のウォーキングで認知症は予防できるのか
10分間のウォーキングの健康効果は、さまざまな試験で実証されていますが、ただ10分間ダラダラと歩いても、それほどの効果は得られません。スタスタと元気に早歩きすることは認知症予防につながるということは以前から言われてきましたが、WHO(世界保健機関)から初めて発表された認知症予防指針では、禁煙、正常な血圧維持、栄養摂取など12項目が掲げられ、その中での有酸素運動が重要項目として取り上げられています。
ダイエットの成功率が低い地域は失敗率も高いのか
ライザップが実施した「ダイエットに関する調査」を紹介して、その中のダイエット成功率とダイエット失敗率の都道府県ランキングを取り上げました。それぞれの上位と下位を紹介したのですが、それぞれの地域の方々は、自分のところはどうなのかが気になるかと思います。 そこで、いつものように日本メディカルダイエット支援機構の理事長がいる岡山県を例にしてデータを見てみると、ダイエット成功率は47都道府県の中で総合部
都道府県別ダイエット成功率のランキング
ダイエットに関する調査の切り口は、さまざまあるわけですが、都道府県別のダイエット成功率というテーマには目を引かれました。調査したのはライザップで、「ダイエットに関する調査」の中で成功と失敗に関してランキング別に発表しています。調査対象は47都道府県の20〜69歳の男女です。ライザップでダイエットに取り組んだ人を対象としているわけではなくて、インターネットを通じてのアンケート調査(2019年2月)で
腸の温活で善玉菌を増やす
腸が冷えているかどうか、お腹に手のひらを当てて確認する方法があります。この方法で冷えを感じるようなら、相当に腸が冷えていることになります。腸の温度は一般には36〜37℃に保たれているといわれています。ところが、冷えている人は35℃にもなっています。この35〜37℃の範囲は体温の差とも一致しています。ここでいう体温は皮膚の温度を指していますが、皮膚温が低くなるのは血液で温められていないからです。こう
歩幅を広げると認知症が予防できるのか
認知症予防のためのウォーキングとして「プラス10」が推奨されています。これは毎日10分間のウォーキングをプラスするものですが、ただ10分間歩けばよいというものではなくて、10分間の早歩きがすすめられています。早歩きをするときには、歩幅を広くするのが普通です。少なくとも歩幅を狭くする歩き方では早く歩けません。歩幅を狭くして回転を早くするチョコチョコで早歩きができる人もいますが、この歩き方では10分間
免疫力を高める温活の方法
身体の冷えを改善して体調を整える“温活”は、さまざまな方法があり、効果の程度にも差があります。日本能率協会の病院関連展示会のHOSPEXの特集展示のカラダ改善プロジェクトに温活EXPOでは医学的にも有効な展示が始まるなど、温活は第二段階に入ろうとしています。 身体を温めると血流がよくなり、免疫細胞の白血球が全身を効率的に巡るようになり、これが免疫を高めることにつながります。免疫というのは敵と味方
ノルディックウォーキングは身体負荷を感じにくい
2本のポールを使って歩くノルディックスタイルのウォーキングは、ポールによって身体を支えることから身体にかかる負荷が弱く感じます。しかし、実際には上体を使って、勢いよく歩くことから全身の筋肉のうち90%ほどを使うために心拍数が高まりやすくなっています。普通に歩くだけだと下半身(ヘソから下)の70%ほどの筋肉が主に使われるので、この20%の差と歩き方が心拍数に影響を与えています。 心拍数の上昇は測定