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インターバルウォーキングで歩いて筋肉をつける
速歩と普通歩行を繰り返すインターバルウォーキングは、歩くだけで運動のように筋肉強化ができる歩行法です。別の言い方をすると、「歩くことも運動」というようにできるということで、運動不足を感じている人にとっては、ありがたい方法といえます。全身の筋肉のうち70%ほどはヘソから下の下半身にあります。この下半身の筋肉を使うことで、正しい姿勢で効率的に歩くことができます。逆にいうと、正しい姿勢で歩くことによって
痛みが出ないインターバルウォーキングの歩き方
日本メディカルダイエット支援機構では、普通歩行と速歩を交互に繰り返すインターバルウォーキングを実施しています。実施しているのは、インターバルウォーキングを身につけるための教室やイベント、そしてインターバルウォーキングを継続して周囲の人に教えられるようになるための資格認定講習です。早歩きをすると筋肉に送り込まれる酸素量が増えて、そのあとに普通歩行をすることによって酸素を使って脂肪燃焼を盛んにすること
ウォーキングのトラブルは歩いて治せないのか
NHKのウォーキングを取り上げたテレビ番組で、ウォーキングのトラブルをテーマにした回があったので、楽しみにしていました。健康によいはずのウォーキングも、誤った歩き方をしていると、健康によいどころか、かえって足腰を傷めたり、心臓や血管によくないこともあるので、そのことを紹介して、正しい歩き方を教えてくれるのかと思っていました。しかし、実際には整形外科の医師が登場して、手術の話から始めたのでビックリし
トイレが近いと代謝がよいのか
“トイレが近い”というと、自分がいる場所とトイレが近い、時間がかからずトイレに行ける距離という意味ではなくて、頻尿のことを指しています。正しい言い方としては“尿が近い”“尿の回数が多い”ということになります。医療の世界でいう頻尿は1日の排泄回数が8回以上を指しています。 頻尿の原因としては過活動膀胱、残尿、多尿、尿路感染、尿路炎症、腫瘍、そして心因性があげられます。このように頻尿というと病気のイ
腸内で発生する水素は効果があるのか
水素水を扱ったテレビ番組では、「水素は細胞内では作られないものの腸内で発生している」という情報を伝えていました。細胞は酸素を取り込んで、二酸化炭素と排出しています。水素が発生することはなく、水素による抗酸化作用を期待するとしたら、水素をガスか溶け込んだ水から取るしかないことになります。その水素が腸内で発生しているということですが、水素を作り出しているのは腸内細菌です。 腸内に水素があるということ
水素水は健康によいのか
健康関係や美容関係の展示会に行くと、いくつもの水素水の商品を紹介するブースが出ています。一時期に比べると少なくなったものの、全身の健康効果、美容効果を訴え続けています。科学の世界では裏付けは取れてはいないことになっていますが、水素水ブームの初期段階で厚生労働省の局長を務めた長寿医学の専門家が旗振り役をしたこともあって、期待は高く、人気も続いています。 医学の世界では、どうなのかというと、朝のテレ
「ONをOFFで返す」の運動効果
今回のタイトルは“恩を仇で返す”のアレンジというか、捩り(もじり)の言葉で、「ONをOFFで返す」です。これは、もちろんのこと「恩を仇で返す」を捩ったものです。恩を仇で返すというのは、プラスのことをしているのに、それに対してマイナスのことで返されたという意味で、ある意味では「ONをOFFで返す」はぴったりとはまっています。 単なる冗談やギャグで使っているのではなくて、せっかくプラスになるONを与
100kcal単位のダイエット
NHKのバラエティー番組でメタボリックシンドドームが取り上げられ、体重を3%減らすだけで内臓脂肪が減らなくても生活習慣病のリスクが抑えられるということが紹介されていました。そのときに1日の目標として、1日に50gの食事量を減らすことが紹介されていました。50gを減らすだけなら、茶碗1杯(約150g)のうちの3分の1を減らすだけです。1日三食を3分の1ずつ減らすのではなくて、一食だけ3分の1の50g
肝臓の脂肪量が減ればメタボは解消できたのか
メタボリックシンドロームは内臓脂肪の蓄積が問題で、内臓脂肪が減ればメタボリックシンドロームが解消されるという単純明快な説明が多くされています。しかし、実際には内臓脂肪の量が減らなくても、ある数値が低下していれば、内臓脂肪の蓄積量を示す腹囲(ウエストサイズ)が大きくても、腹囲と連動して判定に使われる血圧、血糖値、中性脂肪値、LDLコレステロール値が高くても、これはメタボリックシンドロームではないとい
予備軍と予備群の違い
このテーマは、以前に紹介しました。パソコンの変換ソフトを使って“よびぐん”と打ち込むと、私たちのパソコンでは「予備群」と変換されます。変換の順位はパソコンの中に予め入れられているものではなくて、よく変換しているものが上位に出てきます。私たちは生活習慣病についての原稿を打ち込むことが多いために「予備群」という言葉になります。 予備群というのは、ある行動をしている人の集団のことで、一定の病気が発症し