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ドライフルーツの弱点を克服する
ドライフルーツはフルーツを乾燥させて、栄養を凝縮させたうえに、皮ごと食べられるので食物繊維も豊富で、さらに抗酸化成分が多く含まれていることから人気の食品となっています。人気の要因には甘くて食べやすいということもあります。 この甘いということが、食べすぎると健康効果を通り越して、マイナスにもなりかねないことが指摘されています。それは果糖とブドウ糖が多いことです。フルーツの甘さは砂糖のようなブドウ糖
LDLコレステロールとLDLの違い
LDLコレステロールについてテレビ番組の参考にとサイト検索していたディレクターから、“簡易辞書”代わりに問い合わせがありました。パソコンを立ち上げるよりも簡単で早い、しかも安い(無料)ということで「牛丼ではないのだから」と思いつつも、ちょうどよい機会なのでLDLコレステロールとLDLの違いについて説明しました。LDLコレステロールは多くのサイトで説明されていますが、LDLとの混同があって、勘違いや
ドライフルーツは未病食になるか
フルーツ(果物)はビタミン、ミネラルの宝庫と考えられています。それは間違いないことですが、フルーツは“水菓子”と呼ばれるほど水分が多く、全体の食べる量と比べると、それほど多くの栄養素が摂れるわけではありません。そこで効果的にフルーツの栄養素を摂るためにすすめられるのがドライフルーツです。フルーツを乾燥させて水分の量を大きく減らしたことから、重量あたりの栄養素が多くなっています。凝縮された状態担って
早食いで太るのはダメなのか
早食いすると食べすぎる、早食いは太る、早食いは生活習慣病のよくない習慣、というようなことが言われます。病院の栄養士と付き合っていると(仕事上で)、患者には「早食いはよくない、時間をかけて食べましょう」と言っているのに、自分は早食いというのはよくあることです。“自分のことは棚に上げて”というわけですが、昼食の時間は給食の管理をして、食後には患者の栄養指導が入っているということで、食事に充分に時間が取
粉物を食べると太る仕組み
粉物は太りやすい料理とされています。麺類はツルツルと食べやすく、お好み焼き、たこ焼きなどは特有の味付けもあって、これも食が進みやすい料理となっています。食が進むから太りやすいだけでなく、粉物は血糖値を上昇させやすいことも指摘されています。同じ米であっても、玄米は食物繊維が多く、外側が糠に包まれているので消化液が届きにくく、でんぷんに分解されるのにも、ブドウ糖にまで分解されるのにも時間がかかります。
夕食で脂肪を増やすと太りやすい
脂肪はエネルギー量が高く、1g当たり約9kcalと、糖質とたんぱく質の約4kcalに比べると2倍以上もエネルギー量が多いことから、多くの量を食べれば太るのは当然のことです。そこでエネルギーの摂りすぎにならないように脂肪の摂取量が一定量を超えないように指導されます。「日本人の食摂取基準」(2015)によると、1日の摂取エネルギー量のうち脂肪の割合は20〜30%とされています。これを超えないようにすれ
ストレスは筋肉を減らして体脂肪を増やす
“ストレス太り”という言葉があります。一般には、ストレスが高まると、それを解消するために多くの量を食べるようになる、脳の栄養になる糖分を摂るようになって太ることを指しています。これは当然のように起こることですが、メディカルダイエット的には、もう一つの理由があります。それはストレスによって筋肉が減り、脂肪が増える仕組みが私たちの身体の中にあることです。 ストレスは、本来は危機的な状態で起こるもので
大きな浴槽での入浴は温まってやせやすい
入浴のダイエット効果は、浮力と水圧によって血流が高まって筋肉に酸素と脂肪燃焼のために必要となる栄養成分のビタミンB群(ビタミンB₁、ビタミンB₂、ビタミンB₆、ビタミンB₁₂)や三大ヒトケミカル(α‐リポ酸、L‐カルニチン、コエンザイムQ10)が効果的に運ばれるようになることが一つにはあげられます。もう一つは温熱効果で、筋肉が温まることで筋肉の中にある脂肪分解酵素のリパーゼの働きが盛んになって脂肪
入浴法によって体脂肪の蓄積が違ってくる
メディカルダイエットの手法では、夕食前の入浴温度が重要で、ぬるめのお湯に、ゆっくりと浸かり、そのあとに食事をすることには注意を呼びかけています。厳しく体脂肪コントロールをしなければならないスポーツ選手の場合には、ぬるめの入浴だけでは体脂肪が増えることになるので、浴室から出る前に42℃以上になるように追い焚きするか、熱めのシャワーを浴びることを指導しています。ぬるめの入浴は38〜40℃の湯温を指して
夕食前に甘いものを食べると太ることができる
太りたくない人にとっては、太る方法を教えるというのは違和感がある情報かもしれませんが、太るメカニズムを知っていれば、それを避けることで無理なく、健康的にダイエットすることもできるようになります。ダイエットはやせることだけではなく、人によっては太ることもダイエットだということを繰り返し紹介していますが、医科学の理論に基づいて個人に合った体脂肪量をコントロールするのがメディカルダイエットであり、その普