最新情報

フレイルと未病の関連性

日本老年医学会は高齢になって筋力や活力が衰えた段階をフレイルと名付けて、予防に取り組むべきだと2015年に提言しています。これを厚生労働省も採用しています。フレイルは虚弱を意味する海外の老年医学の分野で使用されている「frailty」から来ている言葉ですが、日本老年医学会では高齢者で起こりやすく、改善しにくいという認識を見直して、正しい介入によって戻すことができるということを強調するため、フレイル


生活習慣病と老化予防の関わり

健康寿命に大きな影響を与えているのは生活習慣病です。生活習慣病は、その名のとおり食生活、運動習慣などの生活習慣が要因になっていると言われています。しかし、それ以上に大きな要因となっているのは加齢です。若いときには対応力が高く、血圧や血糖値、中性脂肪値、LDLコレステロール値といったメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に影響する数値が高まっても、これを抑制する調整能力が働きやすいために高血圧症


健康施策とメディカルダイエットの関わり

日本メディカルダイエット支援機構の理事長は1999年(平成11年)より、社団法人(現・一般社団法人)日本健康倶楽部が発行する月刊情報誌「健康日本」の執筆と編集を始めていますが、2000年(平成12年)に国の健康施策の「健康日本21」が始まり、誌面を通じて全国の事業所に対して健康施策の情報発信を実施しました。「健康日本」を通じての情報発信は13年間に渡ります。 2000年(平成12年)に発表された


健康施策と私たちの関わり

1985年(昭和60年)に「健康づくりのための食生活指針」が策定されたとき、日本メディカルダイエット支援機構の理事長は、日本栄養士会の理事長であった山本辰芳先生が主宰するHDS(病院栄養管理)研究所の主任研究員を務めていました。臨床医と病院勤務の管理栄養士・栄養士によって日本臨床栄養協会が1979年に設立されていますが、山本先生が副会長であったことから食生活指針の内容を臨床栄養の世界から一般にも広


健康情報メールで最新情報を更新

同じことを何度も聞かれたときに、面倒に感じると、ついつい返答の精密さが欠けてくるようになるものです。それではいけないからと、文章にして示すようにしています。そして、多くの人に伝えた方がよいということについては、このコーナーでも書かせてもらっています。ということで、今回のテーマは、このサイトでも提供している「健康情報メール」のことです。 健康情報メールを始めたのは2010年の4月からで、そのときか


正しい歩き方のために腕の振りに注目

歩き方が正しくないために膝や腰などを傷める人が多く、それを解決する方法を紹介するテレビ番組がありました。膝の手術や中敷の選び方、腹筋の鍛え方など、さまざまな方法を繰り出して、使用前・使用後ではないのですが、こんなによくなったというシーンとして本人の歩き方を映し出していました。足腰に注目すると、確かに歩幅が広がり、勢いよく歩けるようにはなっていたのですが、気になったのは腕の振り方です。 外反母趾の


ノルディックウォーキングとポールウォーキングの歩き方

ノルディックウォーキングとポールウォーキングの違いについては、これまでに何度が触れてきていますが、年齢を重ねて普通の速度の歩行もできにくい人を対象にして、どう違うのかということは触れてきませんでした。触れてこなかったのは、このコーナーは文字数が限られているからで、たっぷりと語る時間があるセミナーなどでは詳しく説明しています。中でもインターバルウォーキングの講習では、ノルディックウォーキングとポール


75歳以上の運動に適したインターバルウォーキング

高齢者が今のところ65歳以上とされていますが、年金の支給も含めて高齢者の年齢を上げようという議論が行われています。高齢者の年齢を上げることについては、日本老年学会と日本老年医学会が高齢者が以前に比べて身体的に若くなっているということで、65歳から75歳にするべきだという提言をしています。これを受けてのことなのか、定時的な配慮があるのかの議論は別にして、高齢者が若くなっているのは事実で、65歳で高齢


74歳以下は75歳以上の何を支えればよいのか

2018年は後期高齢者の数が前期高齢者の数を上回る記録に残る年です。日本の高齢者は増え続け、高齢化率は27.3%(2017年)に達していますが、これまでは前期高齢者(65〜74歳)が後期高齢者(75歳以上)を上回ることはありませんでした。初めての出来事だけに、画期的な対策がなされるのかと思って待ち構えていたのですが、10月末になっても、まだ大きな出来事はないという印象です。 後期高齢者が前期高齢


不規則な生活が発病の原因になるのか

早起きは健康によい、とは言われているものの、それは日常的に早起きをして、それに合わせて早寝をするという一定のリズムで生活をしている場合のことです。早起きをしたり、通常の時間に起きたりを繰り返すようなことをしていると生活リズムが乱れてしまいます。例えば、いつもの起床時間で1日を始めたときには食欲もあり、排泄もスムーズにいっていた人が、1〜2時間も早起きをしたときには食欲が高まらず、いつもなら食べてか