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歩くだけでもサーキットトレーニングになる
テレビ番組の提案としてノルディックウォーキングを紹介しましたが、ノルディックウォーキングなら歩くだけでサーキットトレーニングにすることができます。ポールを用いたノルディックウォーキングでなくてもサーキットトレーニングにするのは可能です。その場合には1分間の“超早歩き”をすることから始めます。会社や学校に遅れそうだと必死になって歩くスピードでの歩行速度です。運動をしなれていない人にとっては、歩くとい
赤筋を増やす筋肉運動の種類
脂肪は筋肉の中で燃焼されているので、筋肉が増えると脂肪も多く燃焼する、ということが一般には言われています。そこで筋肉を増やすためにダンベルを使った筋肉運動をすればダイエットできるというので人気になったのがダンベルダイエットでした。ダイエット情報のテレビ番組のネタとして、以前に流行したダイエット法を現在の医学・科学で検証するという企画が持ち込まれ、そこでダンベルダイエットについて説明しました。 筋
混雑したところではポールで歩かない
昨日、混雑したところでポールを使って歩いている人のことを書いたら、早速、同意見という連絡が複数ありました。混雑しているところだと前を歩いている人の上半身しか見えないことがあり、杖をついて歩く高齢者を見抜いて少し離れて歩くようにすることはできても、まさか両手にポールを持って、その支えで普通の速度で歩いているとは思わないので、ポールにぶつかったり、足先を引っかけて転びそうになるという危険性があります。
なぜ高齢者は直角に曲がるのか
以前に、メディアに対して改札口を出た途端に直角に曲がる人があるのはスマホに脳が影響されているから、と説明をしたところ、高齢者でも直角に曲がる人がいる理由を聞かれました。直角に曲がるどころか、狭い混雑している通路で立ち止まったり、下りのエスカレータで続々と降りてくる人がいるのにギリギリのところを横切ってエスカレータに乗っている人をドッキリさせる高齢者もいれば、エスカレータを上がった途端に立ち止まる高
歩くほど健康になるのか
歩くことは健康によい、ということで、歩く距離や歩数を増やすほど健康になるという考えをする人は少なくありません。少なくない、というよりも、むしろ多いと言ったほうがよいかもしれません。何しろウォーキング大会(日本ウオーキング協会の関連ではウオーキング大会)では1日に10km、20kmどころか30km、50kmという長距離(超距離)の大会さえあるのですから。 以前に中之条研究の成果として1日に8000
転がらないのがおにぎり?
おにぎりとおむすびは、どう違うのか、というのはクイズの定番で、テレビの小ネタにもよく使われています。“おむすびコロリン”という言葉があるように、おむすびは転がるもの。それならば転がらないのがおにぎりという話が使われていました。形状で言えば、三角形がおにぎりで、丸型や俵型がおむすびということになります。 ところが、歴史的なところでは、神様と食事を通じて一緒になることから「結び」の意味で神樣が住まう
三大ヒトケミカルの医薬品としての機能
三大ヒトケミカルのα‐リポ酸、L‐カルニチン、コエンザイムQ10について以前は医薬品であったものが食品として使えるようになった、と繰り返し伝えてきました。医薬品としては、どんな働きがあるのか、という質問がメディア関係者からありました。 α‐リポ酸はチオクト酸と呼ばれる物質で、その酸化体のβ‐リポ酸と区別するためにα‐リポ酸と呼ばれています。医薬品としてのα‐リポ酸は、チオクト酸(注射用)として利
腹八分目とミトコンドリア
腹八分目というのは食べる量を二分減らす、つまり20%OFFにすることで、ダイエットのための食事指導の時に無理なく減らす量の目安とされています。腹八分目の量にするとき体調がよくなるという人も少なくありません。その理由として体重が減って体が軽くなり、血液中のブドウ糖や中性脂肪の量が安定して血液の流れがよくなるからだ、という説明がされています。しかし、それ以外に細胞のミトコンドリアによって作り出されるエ
コレステロールを減らせ!は正しいのか
コレステロールは“悪玉コレステロール”という言葉もあることから、悪いものというイメージを抱かれることもあります。「それを改めさせるためには、どういう伝え方がよいか」という相談をメディア関係者から聞かれたことがあります。 コレステロールは全身の細胞膜の材料で血管を丈夫にするのにも重要で、ホルモンの材料であり、脂肪を分解する胆汁の材料でもあるので、健康維持にはとても大切なものなので、減らすようなこと
65歳以上は肉と同時に摂りたいものがある
「高齢者は魚を食べるべきで、肉は減らしたほうがよい」と言われたのは昔の話で、今では「高齢者は肉を食べろ」と言われています。肉のたんぱく質はアミノ酸のバランスがよく、体を構成する成分になりやすい“良質なたんぱく質”で、人間の体は動物性のたんぱく質なので肉を食べたほうがよいという話です。 これを言い出したのは東京都健康長寿医療センター研究所で、「老化予防を目指した食生活指針」が発表されていますが、こ