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塩分に気を使っても血圧が上昇する
「なぜ持ち帰りや外食の料理はおいしいのか」ということが、メディア関係者との懇談の中で話題にのぼりました。料理を考える人が頑張った結果、という簡単な話ではなくて、なぜの理由を解説する前にコンビニ、スーパーの店舗を回って、簡単な現場リサーチを実施しました。 ご飯をおいしく食べるためのお供は、どれも塩味が強いものです。塩味はおいしい食事の基本中の基本です。塩味は舌の表面の味蕾で感じるので、おいしく食べ
骨盤が歪んでいるとエネルギー効率が悪くなる
前回の骨盤のズレがあると正しく歩けない、歩くほど筋肉が緊張して骨盤がズレる原因になる、という話を受けて、「ダイエット効果への影響は」という問い合わせがありました。今回の質問者は雑誌の編集者です。 骨盤はズレがなく、左右の足を均等に前に出すことができると効率よく歩くことができます。骨盤の左右のズレ、上下のズレがあると、左右の歩幅が変わり、着地の強さも変わります。左右の足の着地が同じで、同じ状態でか
足を組み方で骨盤の傾きがわかる
腰掛けている姿勢で片足を、もう一方の足の上に乗せて足を組む座り方があります。右を上にして組んでも、左を上にして組んでも、どちらも同じ感じだという人は少なくて、ほとんどの人は組みやすい側と組みにくい側があります。組みにくいだけでなく、組めないということもあります。どうして、そんなことになるのか、ということを聞いてきたのはテレビ局のプロデユーサーです。以前に納豆のPRを担当していたときに知り合った方で
吸収されないはずの水溶性食物繊維が身体によい理由
健康に役立つ機能性成分は胃の中で分解されて、小腸から吸収されてこそ効果が発揮されるものです。だから、吸収されないものだったら効果がないことになります。以前にクロレラ商品を国民生活センターが購入して、吸収率について調べたことがあります。そのときに分解されないために吸収されず、そのまま素通りという商品があり、名指しもされて、販売が大きく落ち込んだということもあります。これはわかりやすい例だと思います。
未病息災は何をすることなのか
未病は健康と病気の間の状態を指します。日本未病システム学会が定義していますが、未病状態であっても健康で過ごす方法があり、それは「未病息災」と表現されています。未病息災をテーマにした書籍が登場したのは2006年1月のことです。この書籍の著者の一人は同学会の前理事長(三代目)の福生吉裕先生(老人病研究所所長)です。雑誌に初登場したのは2006年3月発行の月刊情報誌『健康日本』(日本健康倶楽部)で、この
脂肪は体内で燃焼しているのか
運動をすると「体内で脂肪が燃焼する」という表現がよくされます。私たちも代謝の仕組みを説明するときに、できるだけ簡単に、イメージしやすいように伝えようとして“燃焼”という言葉をつかうことがあります。しかし、実際には体内で燃焼するようなことはありません。 以前に“燃焼系”と名付けたアミノ酸飲料が盛んにPRされていました。脂肪は燃焼するものではないという常識があるものの、その常識を超えた研究成果があっ
75歳以上の医療費が2倍になる日
一生涯に使われる生涯医療費は2700万円にもなっています。そのうちの半分は70歳以上で使われていて、平均寿命が80歳を超えたばかりの男性は、わずか10年の間に1350万円もの医療費を使っていることになります。1年間に135万円となり、このうち健康保険の自己負担の分が個人の懐から出ているわけです。私たちが日本人の体質と長寿社会について述べるときに、よく使っている厚生労働省のデータで、これはメディアに
太っていると骨が丈夫になるのか
太っているとよいことはない、というのが一般的な印象です。そのことに異論はないのですが、すべてがよくないのかというと、そうではありません。太っていることでよいことは少なからずあって、その一番は免疫の向上です。太っていると生き残りやすく、病気に負けにくいといわれます。もう一つは骨の強化です。骨は運動的な刺激を受けることによって、骨密度を高める作用がある増骨細胞の働きが盛んになっていきます。増骨細胞は骨
女性の手作り料理が家族の健康を守っている
手作り料理の重要性を日本メディカルダイエット支援機構の理事長が語ったときのこと、セミナー会場に来ていた雑誌記者が「足では料理を作らないから」と妙な反応をしていたことを思い出しました。なぜ思い出したのかというと、女性が手で作るから健康によいという話を受けて、足で作っても同じように身体によいのか、という質問があったからです。 実際に足で料理を作るような人はいなくて、あえて言うなら、うどん作りとして足
なぜ糖尿病患者は急増しているのか
今から20年前のこと。糖尿病患者と、その予備群を合わせると500万人と推定され、今後も増え続けると警鐘を鳴らしたものです。それが今では糖尿病患者が約1000万人、予備群が1000万人と推定され、合計で2000万人と、4倍にもなっています。わずか20年の間に、です。これは厚生労働省の国民健康・栄養調査の結果で、この調査は成人を対象にしているので約1億人に対する2000万人で、つまり5人に1人が糖尿病