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DNA Answer22 血液脳関門の役割
血液には身体に必要な成分を運搬する働きがあり、それらの成分は血管の末端まで運ばれます。末端から先は血管から溶け出して、その先にある細胞へと成分が運ばれていきます。細胞に新たな栄養成分や酸素を届け、細胞から排出された老廃物や二酸化炭素を血管に戻しているのは水です。 このように血管の端まで運ばれた成分は、その先の細胞まで運ばれていくのは通常の働きですが、脳細胞だけは通常とは異なっています。何が違
健康あない人35 茶碗を手にして食べる日本人の特徴
食器を手に持って食べるのは、西洋の食事マナーからすると考えられないこと、下品な行為にも見られてしまいます。ここでいう食器は皿や椀などのことで、箸やスプーンなどは入れていません。箸やスプーン、フォーク、ナイフを手に持って食べるのは当たり前のことです。 その当たり前のものを使わないで手づかみで食べていたら下品な食べ方と見られるのと同じように、皿を持って食べたら下品扱いされます。皿だけでなくて、茶
健康・火の用心42 代謝の向上にL‐カルニチンを選択する理由
代謝促進成分は、脂肪酸に対してはL‐カルニチンが、ブドウ糖に対してはα‐リポ酸があげられます。 L‐カルニチンは脂肪酸を細胞のミトコンドリアに取り入れるときに必要な成分で、脂肪酸はL‐カルニチンと結びつくことによってミトコンドリアの膜を通過することができます。ミトコンドリアに取り込まれた脂肪酸は高エネルギー物質のアセチルCoAに変化して、エネルギー産生を担うTCA回路へと送られていきます。
発達栄養講習42 栄養指導の実際
発達栄養アドバイザーは発達障害の改善を栄養面でアプローチすることを目的としていることから、発達栄養アドバイザーに相談をして、実際の食事内容の改善について指導を求められるようになることは充分に承知しています。 発達栄養アドバイザーは、臨床栄養と発達障害児支援の組み合わせによる内容であることから、栄養士の受講者も想定しています。栄養の専門家には栄養士と管理栄養士がいて、医療的な部分は国家試験の管
supplement NAVI 13 消費者に寄り添う方々のために
サプリメント・健康食品の知識と継続的な情報発信は、消費者のためだけでなく、消費者と接する多くの方々にも役立つものとなっています。サプリメント・健康食品に関する資格認定のアドバイザリースタッフは、サプリメントの販売会社・サプリメントショップ、薬局、医療機関、運動施設、美容関連施設などで働く人を想定しています。 このほかにも食品販売店、レストランやカフェ、福祉施設、発達障害児支援施設、学習塾にい
あくまでも噂話98「向かい風こそチャンスに変える」
追い風は、背中に風を受けながら前進することから、優位な状態を指しています。追い風を受けて前進したいと願っても、方向を間違ったために向かい風になってしまうこともあります。向かい風のために全力の一部が出ない、半減したということならまだしも、“逆風”として進行を妨げられるような状況もあります。 新型コロナウイルス感染拡大が、順風だった、追い風だったという人がいないわけではないでしょうが、多くの人に
代謝と糖尿病11 糖尿病は国民病の代表
「糖尿病は太っている人がなる病気」というイメージが抱かれがちです。確かに、糖尿病は食事の摂りすぎ、運動不足が大きく関わっているために、太っていることで発症のリスクが高まるのは事実です。 また、糖尿病患者の約80%は肥満か肥満傾向であるとの調査結果もあります。しかし、糖尿病は、やせているから、なりにくいとは決していえない疾患です。 糖尿病患者は年々増え続け、今や国民病の代表ともなっていま
DNA Answer21 食事の文化性
食文化という言葉があるように、食事には文化性が求められます。それは伝統的な和食などだけでなく、日常的な食事であっても文化性は重要項目です。文化性を無視した食事は、たとえ健康目的であったとしても提供すべきものではありません。 私の臨床栄養の師匠である山本辰芳先生(管理栄養士)は大規模な国立病院の栄養管理責任者であるとともに、病院栄養士団体のトップとして、また臨床医と病院栄養士の臨床栄養団体のト
母子の栄養6 食生活指針「ビタミン・ミネラル」
「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」では、「不足しがちなビタミン・ミネラルを副菜でたっぷりと」と示されています。 妊娠中や授乳中の女性は、特に多くのビタミン・ミネラルについて、摂取量が充分ではないことが報告されています。 日本人の女性にとって摂取量が不足しがちなビタミン・ミネラルとしては、葉酸と鉄が一般にあげられます。葉酸は胎児の先天異常である神経管閉鎖障害の予防のため、妊娠
ツイン・ウォーク32 認知機能対策の歩き方
認知機能については、認知症患者は462万人(2012年統計)、その予備群である軽度認知障害患者は400万人と推定されています。これを合わせた862万人は65歳以上の4人に1人の割合となっています。認知症と軽度認知障害の患者は、高齢化が進む我が国においては増え続ける一方で、2025年には認知症患者は700万人、軽度認知障害は600万人を超えると推定されています。もう目の前です。 軽度認知障害(