最新情報
Diet Designer10 100kcalでの過不足の調整
ダイエットの難敵は甘いものだと考えられることが多いようです。1日に3食の食事だけで調整できれば、私たちが提供する100kcal単位の食事によるダイエット法は、それほど難しく感じないで生活に取り入れられます。しかし、実際に1日に食べたものを調べてみると、お菓子も摂取エネルギー量の中に完全に組み込まれている人が多くいます。 100kcal単位で栄養バランスを考える栄養指導では、菓子は摂取すべき食
脳の健康寿命110 LDLコレステロール値が上昇する原因
健康診断で血液中のLDLコレステロール値が高いことが指摘されても、自覚症状が現れにくく、生活習慣を改めることなく過ごしてしまう人も少なくありません。自覚症状は出ていなくても、LDLコレステロール値が高いまま長期間放置しておくと血管が硬くなり、もろくなっていく動脈硬化になりやすく、心疾患(心筋梗塞、狭心症など)や脳血管疾患(脳梗塞など)にもなりかねません。 LDL(低比重リポ蛋白)は、肝臓で合
発達栄養63 自律神経の調整のために摂るべきもの
学校の授業は、自律神経の交感神経の働きが盛んになる時間帯に実施されています。これは自律神経の交感神経の働きが日中に盛んになり、夕方以降は副交感神経の働きのほうが盛んになって、交感神経の働きが抑えられるという通常のリズムを基本とした考えです。 ところが、発達障害の人では、大人も子どもも関係なく、日が昇っても交感神経優勢に切り替わらず、そのために通常の起床時間になっても起きられない、起きられても
整えるダイエット5 フレイルのリスクをチェック
高齢になって筋肉量が減ると活動量が減り、そのために食欲が湧かなくなり、食事量が減るために筋肉が増えにくくなる、という悪循環を起こすようになります。その流れの、どこかでストップをかけなければ、どんどんと虚弱が進み、日本人の死因の3位になっている老衰の原因にもなりかねないということです。 どこでストップをかけるかということになると、筋肉量の減少というスタート地点がターゲットとなります。筋肉が多い
発達障害支援9 成長過程での自閉症スペクトラム障害
発達障害は幼児期では、周囲にあまり興味を持たない、コミュニケーションを取るのが苦手、強いこだわりを持つといった特徴がみられます。 言葉を話し始めた時期は遅くなくても、自分の話したいことしか口にせず、会話がつながりにくいことがしばしばあります。また、電車やアニメのキャラクターなど、自分の好きなことや興味のあることには、毎日何時間でも熱中することがあります。初めてのことや決まっていたことの変更は
サプリ概論215 ダイエット向けお茶の特定保健用食品
高濃度の茶カテキンには体脂肪低減効果があるということで特定保健用食品となっています。特定保健用食品は、その製品を用いて試験をした結果を裏付けとしているものです。機能性表示食品は製品を用いての試験だけでなく、研究論文を裏付けとして示すことでも認められるので、より厳しい審査を受けているのが特定保健用食品ということができます。 体脂肪の低減は摂取エネルギー量を減らすか、消費エネルギー量を増やすこと
Medical Diet136 ダイエットによる鉄不足
運動をするとエネルギー代謝を高めるために鉄が多く必要になります。そのために運動をするほど体内の鉄が減るようになります。鉄は赤血球の構成成分で、酸素を運ぶ役割があります。この酸素を使って、細胞の中のミトコンドリアでエネルギーを作り出すときにも、補酵素として鉄が必要になります。エネルギー代謝を高めてダイエットを考えるときには、鉄の補給も考えなければならないわけです。 運動をすると他の理由でも鉄が
整えるダイエット4 フレイルにならないための“貯筋”
高齢になると筋肉量が減り、活動量が減っていきますが、この状態を「フレイル」と表現して、高齢になっても活動量が減らないようにするための対策が行われています。 フレイルの語源となっているのは英語の“Frailty”(フレイルティ)で、日本語では“虚弱”“脆弱”“老衰”となります。老衰は、日本人の死因の3位になっています(1位:悪性新生物=がん、2位:心疾患=心臓病)。 老衰とは、どんな状態
健康あない人9 日本の位置はラッキーかアンラッキーか
中国の軍事演習のミサイルが台湾の首都の台北市の上空を通過して、日本のEEZ(排他的経済水域)に着弾したという報道があったときに、領海と混同する人がいました。領海は日本に主権がある海で、領土の海版といえます。海外の船が勝手に入り込むことはできません。そこにミサイルが撃ち込まれたら、これは攻撃となります。 これに対してEEZは領海の外側にある自由に漁業や天然資源採掘などが行われる範囲のことです。
あくまでも噂話73「今の常識は明日も続くのか」
「日本の常識は世界の非常識」というのは今では当たり前の言葉として普通に慣用句として使われていますが、この言葉を広めたのは竹村健一さんで、このテーマの書籍が数多く発行されました。そのうちの一冊の制作に関わったのですが、著者は、どんなに忙しくても自分で書くということを売り物にしていました。よほど忙しかったのかゴーストラーターとしての参加で、これまでの書籍と資料を渡されて、2週間後の原稿締め切りを言い渡