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発達栄養学174 理科教科での食に関する指導・中学校6
文部科学省の「食に関する指導の手引」では教科ごとの食に関する指導を各論として掲載しています。ここでは理科の中学校の食に関連する内容を前回に続いて紹介します。 (エ)他教科等との関連 保健体育科における望ましい生活習慣の育成や、技術・家庭科(家庭分野)における食生活に関する指導、給食の時間を中心とした指導などに相互に関連させながら、学校教育活動全体として効果的に取り組むことが重要です。また、栄養
ポストコロナ「弘法も派手な誤り」1
「弘法も筆の誤り」というのは、弘法大師(こうぼうだいし)・空海(くうかい)のような書の名人でも書き損じることがあるということから、書の世界だけでなく、どのような道に長じた人でも失敗があるということを指していて、別の諺(ことわざ)では「猿も木から落ちる」「河童の川流れ」というのが、よく使われます。弘法大師というのは、死後に与えられる位の高い人の諡(おくりな)で、醍醐天皇から名を贈られました。 真言
次世代に「記念日」を残そう25
記念日を決定するパターンとして語呂合わせがあります。新たな記念日を考えるときの参考資料として、11月の語呂合わせ記念日(1回目)を紹介します。 11月1日 日本Glycemic Index研究会がグリセミックインデックス(GI)の血糖値が上昇しにくい低GI値の普及のために、体にいい(11)の語呂合わせと、IndexのIを1に見立てて「低GIの日」と制定。日本医師会が設立日の1947年11月1日と
サプリ概論69 免疫に作用する素材3
免疫強化作用のある素材のうち、今回はコエンザイムQ10、高麗人参、タベブイア・アベラネダエ、田七人参を紹介します。 コエンザイムQ10はエネルギーを生産するために欠かせない脂溶性のビタミン様物質で、細胞にエネルギーを供給するのを助ける補酵素です。細胞内でエネルギーを発生させる小器官のミトコンドリアで、生命のエネルギーであるATP(アデノシン三リン酸)を合成する酵素の作用を助けます。この作り出され
学習障害173 暦年齢で学習レベルを測ってよいのか
学校教育は4月1日から翌年の3月31日までが学習期間の区切りとなっています。そこで学ぶ生徒も、通常の1年の区切りの1月1日から12月31日までではなくて、学習の年度に合わせています。誕生日が4月1日から翌年の3月31日までなのかというと、そうではないことは広く知られています。“早生まれ”と呼ばれる4月1日が誕生日の子どもは翌年の年度に組み込まれています。早生まれは正式には1月1日から4月1日の間に
ポストコロナ「鬼の居ぬ間の命の選択」3
新型コロナウイルスの変異は、どこで起こっているのかがわかれば、収束してきた段階で、どこに行ってはいけないのか、誰と会ってはいけないのか、どんなことをしても許されるのかが見えてきます。“どんなこと”というのは遊びのことではなくて、感染拡大によって制限されたためにできなかった健康のためによいことを言っています。感染拡大で歩くことも制限される、健康について学びたくても多くの人がいるところには行ってはいけ
記念日9月21日〜27日
広く健康に関わる記念日について紹介します。 9月21日 海老は元気な高齢者を想像させることから敬老の日を「海老の日」と制定。1998年9月21日にガトーショコラ専門店からガトーショコラが販売されたことを記念して「ガトーショコラの日」と制定。月桂冠が中秋の名月の日を「月見酒の日」と制定。静岡県舞阪町観光協会が月とすっぽんのことわざから十五夜の日を「すっぽんの日」と制定。 9月22日 日本フィット
次世代に「記念日」を残そう24
記念日を決定するパターンとして語呂合わせがあります。新たな記念日を考えるときの参考資料として、10月の語呂合わせ記念日(3回目)を紹介します。 10月20日 日本褥瘡学会が床(10)ずれ(20)の語呂合わせで「床ずれ予防の日」と制定。 10月22日 ブルックスがドリップコーヒーの普及を目的として、ドリップコーヒーがおいしく感じる10月と、ド(10)リップコーヒーをフーフー(22)の語呂合わせで
サプリ概論68 免疫に作用する素材2
免疫を司る免疫細胞を働かせるためには、栄養源になる成分が必要です。免疫細胞の白血球とリンパ球の働きを強化する成分を与えて、免疫力を強化します。 摂取タイミングは、食べた物に影響されずに吸収性を高めるため、空腹時に摂るのが原則となります。 免疫強化作用のある素材のうち、今回はアガリクス、エキナセア、カイジを紹介します。 アガリクスはブラジル原産のハラタケ属ハラタケ科のキノコで、学名はアガリクス
「先生と呼ばないで」と言っても呼ばれることがある
仲間内では“さん”“君”で呼び合っていても、講習の場では“先生”と呼ぶのは当然の礼儀で、そのときに“さん”と普段の調子で呼んでしまったら、受講している人の信頼度にも関わってきます。呼ぶ側のときにはよいのですが、呼ばれる側になると、教えることを本業にしている教師、講師、教授などでない人には、なんとなく“こそばゆい”気持ちにもなります。 呼んでくれる人が年下なら、年上を持ち上げる言葉として受け入れや