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学習障害26 小学6年生で覚える漢字

小学6年生で覚える漢字をクリアしておけば、中学生になってからも読み書きには支障がないとされていますが、発達障害がある子どもにとっては、すべてをクリアするのは大変なことです。中でも学習障害の識字障害と書字障害がある子どもにとっては、小学6年生の段階まで到達するのは困難かもしれません。そこで家庭や塾などで読み書きができるように、身につけやすい方法を用いて、覚えることが大切になります。 ここでは小学6


腸内フローラを乱す食事は太りやすい

人間の身体は普通に食事をするだけでも太る仕組みになっています。三大エネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)は身体を動かすためのエネルギーとして使われますが、必要以上に摂ったものは肝臓で脂肪酸に合成されます。 三大エネルギー源というと、この他に四番目、五番目があるようにシメージされることがあるものの、身体の中でエネルギーとして使われるのは糖質、脂質、たんぱく質だけです。この3種類以外のものはエネルギ


発達栄養学26 自律神経の乱れが栄養摂取を低下させる

自律神経の交感神経と副交感神経は、そのバランスによって身体機能を調整しています。昼間の活動的な時間には交感神経の働きが盛んになり、夕方から朝までの休息の時間には副交感神経の働きが盛んになります。胃液を多く分泌させるのも、ブドウ糖を細胞に取り込んだり、肝臓で中性脂肪の合成を盛んにするインスリンを膵臓から分泌させるのも副交感神経の働きです。だから、夕食は太りやすいし、遅い時間に食べると、もっと太りやす


腸内フローラと食事の関係性

腸内フローラが形成されると、有害菌の働きを抑制して、有害菌の腸管への吸着、腸管内での増殖を抑制することが知られています。 腸内フローラは大腸炎や炎症性腸疾患、過敏性腸症候群などによって乱れやすく、腸内フローラが乱れると疾患の要因となります。腸内フローラが乱れる原因としては、抗生物質の服用、胃のpH調整剤の服用、高脂肪の食事、食物繊維の少ない食事があげられています。 腸内フローラは食事との関係が


学習障害25 小学5年生で覚える漢字

パソコンやスマートフォンの文字変換ソフトを使っていると、わざわざ漢字を覚える必要はないのではないか、という発想をする人がいます。それは子どもだけではなくて、大人にも共通している認識です。ワープロ(ワードプロセッサー)が登場した時代にも、「こんなものに頼っていると漢字が書けなくなる」という議論がなされたことがありました。しかし、いつでも簡単に文字変換ができる時代になると、変換ソフトが使われていること


腸と腸内フローラの関係性

腸内細菌の善玉菌と悪玉菌のバランスが取れていると、腸内の善玉菌が増え、腸壁に善玉菌が集まって均等に並び、その周りに悪玉菌や日和見菌が集まり、内視鏡で観察すると、異なった種類の花が群生して花畑を作っているように見えます。花畑は英語ではフローラ(flora)といいますが、このように腸内細菌によって作られた生態系は腸内細菌叢(そう)と呼ばれ、腸内フローラとも呼ばれています。 腸内フローラが形成されてい


発達栄養学25 多く噛むよりも多く噛める食品を選択

しっかりと噛んでから飲み込む咀嚼(そしゃく)は、子どもにも大人にも高齢者にも大切なことです。三世代が一緒に生活をしている環境であれば、子どもが好きな食品を他の世代が食べることもあり、高齢者が他の世代が好む食品を食べる機会もあります。これは多くの食品から多彩な栄養素を摂取するという結果にもつながります。また、よく噛むことは歯から受けた刺激が脳を刺激して、脳の成長や認知能力の維持にも役立つことです。


野菜の栄養成分が減ってしまった理由2

野菜の場合には、農薬や化学肥料が多く使われると、これらは野菜の中にも取り込まれていきます。植物は内部の有害物質が増えると、これをビタミンによって中和したり、破壊したりする作用があります。現在の野菜はビタミンが減っているというわけですが、農薬などには野菜の中にも残り、それを食べた人間の身体にも入ってきます。その農薬なども体内ではビタミン、ミネラルが使われて解毒されています。品種改良と土壌の変化による


学習障害24 小学4年生で覚える漢字

“読み書き算盤”という言葉があります。これは江戸時代の手習所や寺子屋で、学ぶ内容についてのキャッチフレーズとして使われていた言葉です。読むこと、書くこと、計算することの三要素ができれば社会生活には困らないということですが、学習障害では識字障害、書字障害、算数障害が、まさに三要素として障害が起こっていることになります。 漢字を充分に読んで理解することができないと、国語として文章問題を出されたときに


野菜の栄養成分が減ってしまった理由1

脂肪を細胞の中に取り込んだ後、燃焼させるためには複数のビタミンとミネラルが必要になります。植物に含まれるミネラルが減少しているだけでなく、ビタミンもまた減少しています。その理由ですが、一つは植物の問題で、もう一つは身体の問題によって起こっています。 野菜などは品種改良によって食べやすく、育ちやすくなってきましたが、改良のために苦味や渋みなどが減って甘みが増えた分、ビタミンが減る傾向があります。そ